算命学10分レッスン(574日目)自然との対比
干支番号59『壬戌』
壬戌を自然界に例えますと、壬は陽の水質で大きな水の塊り(海・湖・大河など)です。
戌は陽の土質で山です。
山の上に大量の水があるという状態は、山にどしゃ降りの雨が降っていると考えられます。
雨は降り続きますが、時たま日が射すような状態になります。
それは。戌の中にある28元の丁のお陰で、算命学では『驟雨の晴れ間』と言っています。
晴れ間は長く続かず、またどしゃ降りの雨に見舞われることから、起伏の多い人生でも努力を惜しまなければ、また空が晴れ渡る時が来るのです。
努力は、必ず報われるということを意味しています。
努力を止めたら、豪雨に飲み込まれるのみで、そこで終わってしまいます。
月柱が申か酉の人は、金生水で水質が多くなりすぎますので、丙か丁の火質があると運が開けます。
また、月柱が寅か卯の人は、水生木と水を洩らしますので、金質(庚・辛)か水質(壬・癸)があると運が開けます。
道は険しくても、目的に向かってたゆまず努力することが、最後に成功を収めるためには欠かせない大切な心構えなのです。
人生いろいろありますが、最後には必ず成功する人です。
吉星
癸・・・石門星
壬・・・貫索星
丙・・・禄存星
丁・・・司禄星
凶星
辰・・・天庫星
戊・・・車キ星
己・・・牽牛星
丑・・・天堂星
未・・・天印星
※人生の特徴
連なる山々を降りたり上ったり、どしゃ降りの雨に行く手を阻まれたり、いきなり空が晴れ渡ったりと起伏の激しい人生となりますが、最後には必ず目的地(人生の高み)に到達します。
2015-04-14 創喜