算命学10分レッスン(676日目の2)貴幼法
2009年1月27日生まれの男の子
壬 乙 戊 車キ星 天将星
申 丑 子 龍高星 牽牛星 石門星
庚 己 癸 天貴星 調舒星 天堂星
壬 辛
戊 癸 天中殺 戌亥
9 2 25
この子の中心星は牽牛星なので、貴幼法は牽牛星を見ますが、初年期の十二大従星の天将星も加味して判定します。
また、陰占命式は、半会と支合という融合条件が形成されていますから、本人は宇宙エネルギーの応援を受け、極めて順調な子供時代(人生)を過ごしますが、周りの大人たちには大変分かり難い子となります。
天将星のエネルギーと半会のエネルギーが呼応して、大きなエネルギーを形成するのですが、子供ですからそのエネルギーを正しく消化できません。
それに加えて、支合がありますので、苦しむことなく世間に溶け込める資質があり、自分の問題点(心の葛藤の原因)を把握できません。
もしこの子が、弱々しい子であったら、それは家庭が順調な証拠で、この子の健康状態が悪いわけではありませんので、心配無用です。
反対に傍から見ると、この子は何でも自分でやろうとし、我の強い子に映るかもしれませんが、それを叱ってはいけません。
お爺ちゃん、お婆ちゃん、といった経験豊富な年配者と出来るだけ接触させ、自らの行動の指針を自ら得られるようにしてあげてください。
この場合、老人でも知識の浅い、浅はかな軽い人は絶対に避けてください。
また、何かの役目を与えることも良いでしょう。
6才になる子ですから、何か家の手伝いで任せられることがあれば良いのですが。
つまり、役目意識を持たせるということです。
昔は、玄関の掃除とか、お風呂の水汲みとか、子供向きの家事は沢山あったのですが、今はそういうものを探すのが大変ですから、難しい課題かもしれません。
お使いなども良いと思ったのですが、一人でのお使いは誘拐という言葉が頭に浮かびますし、それだからと言って、大人が着いていっては役目意識は植え付けられません。
私はこの子の家庭環境が分かりませんので、これ以上の助言は出来ませんが、何か、安全で役目がきっちり意識できるようなものを考えてみると良いと思います。
また、小学校の低学年時代は、成績があまり良くないと思いますが、それは勉強に対しての意欲が湧いていないからです。
本質的には頭の良い努力家ですから、勉強の面白さを自覚するように仕向けてください。
ただし、押し付けではいけません。
知識欲に目覚めさせるために、科学技術方面の博物館や展示イベントなどに連れて行ってあげることです。
ただし、急いではいけません。
あくまでも、本人の自覚を待つということを忘れないでください。
自覚の方向性を決める助けとなるように、多くのものを見させ、触れさせるのです。
研究者として、大成する器をもっている子ですから、大切にその目を伸ばしてあげることが必要です。
2015-09-08