算命学10分レッスン(914日目)守護神法104
子月(12月)生まれの辛(日柱)
子月は、寒気が極限に極まり、癸(28元)が支配するところなので、寒さを和らげることが最優先となりますから、丙が守護神の筆頭に上げられます。
天干に癸が出れば忌神となります。
同じように、丙が天干に出ても日柱の隣の月柱にあるようなら、干合して水質に変化しますので、忌神となります。
壬と丙が天干に出れば、最上格の品位、名誉名声を得て、極上の身分を得ます。
丙が天干にあり、壬が28元にあっても、名誉名声を得られます。
命式に壬が多く戊もあり、丙と甲が天干に出れば、命式のエネルギー配合が良いとみますので、相当な地位まで出世できます。
土質を甲が剋し、その甲が辛から壬への水を洩らす働きを助け、丙が暖かい気を与え、甲が丙を生じて助けるという、五行の良いサイクルが出来るからです。
壬が多く戊が無い場合、丙は金質から水質を洩らしすぎる(丙辛干合で水質)ので、貧乏な学者とし、甲を守護神として使います。
木質の甲や乙が多く丙が無い場合は、秀才ではありますが貧乏な学者となります。
地支が三合会局の水局(申・子・辰)になり、丙と戊が天干に出る場合は、富と名誉名声が得られますが、丙と辛が干合の状態になれば忌神とします。
水多の宿命で、戊が無ければ辛は水に沈んでしまうので、貧苦にあえぐ下級の人生を送ります。
庚か辛が天干に出ないで乙か己が天干に出て、丙が無ければ世に出られず信仰の道あるのみです。
支が後天運も含めて金局(巳・酉・丑)の三合会局になり、丁が天干に出れば、立身出世して大成功を収めます。
その上に、甲(火質丁の燃料)が出て丁(辛を鍛える)を助ければ、更に成功は大きなものになります。
まとめ
子月生まれの辛の守護神は。
1.丙 2、甲 3、壬 4、戊 です。
2015-11-11
創喜