40歳くらいまでの私の人生は、
「用意周到」この言葉が1番しっくりきます。

幼い頃から、なぜか周囲の人の思惑や感情がどんどんと

自分の中に入ってくる感覚があり、
それはみんな当たり前のことだと思っていました。

しかし成長するにつれ、
この人私のこと嫌いなのになんで寄ってくるんだろう、

いじめてスッキリしたいんだろう、

等々感じることが多くなり、

人間不信に拍車がかかりました。

当然ながら、
人混みと集団は極力避けるように生きてきました。

小学3年生の時に私は転校をしたのですが。

その時、私と同時期に転校してしまう女の子がいて、
彼女はクラスでも人気者。

私はおとなしくて陰気な女の子笑

ある日のホームルームで、
転校する二人にお手紙を書きましょうと、

担任がその場でクラスのみんなに書かせました。

その時、瞬時に私は、
あ、私宛に手紙を書く人はほとんど居ない。

みんな書きたくないはずだから、
そんなことして欲しくないと思いました。

でもそうなる結果が見えてしまうから、

私は腹に力を入れました。
やっぱり傷つきたくなかったから。

案の定、黒板の前に集まった手紙は、
人気者の彼女に集中。

私は3枚くらいはあったかな←ありがたいね笑

それ見た先生が慌てて、「2人共に書くのよ！」と叫び、

私は何も気づかないふりをしながら、

微妙な愛想笑いを続けつつ大丈夫、
私はきちんと事態を想定した。

だから私は大丈夫。

自分にそう言い聞かせていました。

ハッキリと意識して想定して身を守った記憶が、
この出来事でした。

子供は無邪気なんてとんでもない。

子供社会こそ、
シビアで残酷であると今でも私は思っています笑

以後、生き方そのものも用意周到、就職結婚出産退職、

絵に描いたような平均的な道を歩んで来ました。

ある時、40歳くらいを境に色々変化がありました。

相変わらず体質は虚弱だし、

私の人生っていつも何かを気にして用意と準備して大して執着もせずに終わるのかなーつまらないなーと思うようになりました。

後々、算命学と合わせると符合するものがとても多いことに気づいたのですが。

この10年間、思いついたことをやるという生き方をなるべく実践して訓練してきました。

人混みを避けて生きてきた私の鬼門、
「人の多い東京に住んでみる」

というチャレンジが50歳の今、湧き上がってきました。

どうなるか？ですが、リアルな煩悶と壁を、
皆さんとシェアできたらいいなと思っています。