創喜塾

算命学10分レッスン(65日目)

 

干支番号59番 壬戌(じんすいのいぬ)

 

壬戌を自然界に例えると、天干の壬は大きな水ですから、どしゃ降りの雨を意味し、戌は北方の高地を意味します。

どしゃ降りの雨はにわか雨ですから、短時間で空が晴れ、きらびやかな日光が射しこんだりします。

つまり、どしゃ降りや快晴を繰り返す起伏の多い人生の例えです。

壬戌を日柱に持つ人の性情は、じっくりと落ち着いて構え、あまり動き回らずに得られる情報を、どんどん吸収し、現実に即したものの考えが出来る人です。

感性や思考力もすぐれていて、うわついたところが少なく、さまざまな現象を的確に捉え判断し、自分の知恵とすることができます。

従って、現実的な範囲での知恵が豊なので、ビジネスの世界でそれなりに伸びて行きます。

自分の目的や野心に向かって努力し、道を開いて行きますが、運の伸びが普通の人より早いので、鼻高にになったりわがままな人物になってしまうことがあります。

成功している時こそ自己を見つめ直す時です。

どんな逆境にあって努力のできる人で、上がったり下がったり起伏の激しい人生になりますが、最後は成功し富や名声をつかみます。

運の良い時期が3年くらい続くと止まってしまうので、常に努力することが必要で、人生に安定感はありません。

努力が必ず報われる運を持っていますので、どんな時でもたゆまぬ努力をすることが大切です。

 

2013-04-30 創喜