創喜塾

算命学10分レッスン(71日目)

 

結婚しやすい人、結婚しにくい人

 

夫婦の関係は、人間関係の中でも特殊で、干合法という技法を使います。

下記にお互いが干合する関係にある干です。

 

甲は己。乙は庚。丙は辛。丁は壬。戊は癸。己は甲。庚は乙。辛は丙。壬は丁。癸は戊。

 

上記のうちどれかの組み合わせが、日干との間に自分の命式表内にあれば、その人は宿命に配偶者のエネルギーを持っている、つまり、結婚しやすいという鑑定になります。

持っていない人は、残念ながら結婚しにくいのですが、男と女の関係以外で結婚という形を取ることも世の中には多いので、干合が無いといって悲観することはありません。

例えば、気の合った男女が一緒に暮らす仲間婚、仕事や人生の目的を一にした同志婚など、恋愛が発展した形で精神的に繋がっているカップルも多いのです。

また、命式に干合が無いけど、干合する干と陰陽の違う干がある場合(例えば、日柱庚の人、庚と干合するのは乙ですが、命式に乙が無くて甲がある場合)算命学では偏夫または偏妻と言います。

この関係は、ご縁があるのですが、一般的に考えられる夫婦の形を取ると、破綻しやすい関係となります。

どちらかが単身赴任しているとか、仕事の時間が違うので、すれ違いの生活をしているとか、籍を入れずに内縁関係にあるとか、夫婦として不安定なほうが長持ちする関係です。

干合する干がどこにあるかにも意味合いがあります。

 

日柱の28元にある人は、配偶者とは腐れ縁の関係になり、どんなに別れたくても別れられない関係になります。

例)日柱 戊辰で辰の下に続く28元は、乙・癸・戊の3つ。このうち日干の戊と癸が干合する。

 

月柱の28元にある人は、あなたの行動の全てに口を挟む、口うるさい配偶者になります。

例)日柱庚寅の人で、卯月(3月)生まれの人は、卯の28元乙と日干庚が干合する。

 

いずれも配偶者が悪いのではありません。あなたがそういう人を引きつけ選んでいるのですから、そこのところを良く理解して夫婦生活を送ってください。

ただし、干合の無い人が結婚した場合、夫婦生活に問題が起こり、別れたいと思った場合には、さっさと別れることが残りの人生で幸せを追いかけられる重要な選択肢となります。

 

2013-05-23 創喜