算命学10分レッスン(85日目)
体質占技(肉体の特徴)
この占いの目的は、自分が潜在的にどのような体質なのかを知ることで、病気を予防する基礎データとして役立てることです。
患部を局所的に捉える西洋医学と、身体全体を診る東洋医学の決定的な違いは、このような思想からきています。
占い方
この占いは、陰占命式表の五行バランスを算出し、そのバランスで体質の特徴を読んで行きます。
手順1
日柱の干支、月柱の干支、年柱の干支を全て出します。
(自分の干支が分からない人は、『教えて!マイエッセンス』でチェックしてください)
手順2
出した3つの天干と3つの地支の質を出します。
日柱乙丑なら、乙=木質、丑=土質というように。
そして、全ての干支から出した6つの質を木質、火質、土質、金質、水質の相生関係の順に並べます。
その中で、一番多い質を○多と言います。火質が多ければ火多です。
また、同じ数の場合は、生じられるほうを優位に取ります。
例えば、土質と火質が同じ数になったら、カ(火)生ド(ド)で、土多となります。
また、同じ数でも相生関係が成立しない場合は、相剋関係で剋す方を優先します。
例えば、火質と水質が同じ数の場合、スイ(水)剋カ(火)で水多となります。
手順3
次に月柱の支に注目です。
月柱は生まれた月ですから、ここから生まれた季節を決定します。
寅・卯・・・春
巳・午・・・夏
丑・辰・未・戌・・・土用
申・酉・・・秋
戌・亥・・・冬
南半球で生まれた人は、正反対と考えてください。
6月に生まれた人は、午月ですから夏生まれで、火質が多ければ、夏生まれの土多となります。
次回は、各論に入りますので、自分の命式をチェックしておいてください。
2013-06-28 創喜