算命学10分レッスン(83日目)
複数の人の間に現れる天中殺現象
自分の周りで、自分と同じ天中殺範囲を所有する人が現れたとき、相手が一人であれ複数であれ、2人の間に成立する天中殺現象です。
1、同一天中殺
天中殺は不自然融合の時間範囲ですから、運命が深呼吸している状態と考えられています。
ですから、同じ天中殺範囲を持っている人の、運命呼吸のタイミングは全く同じです。
同じ運命のサイクルを持っている者同士ですから、お互いが心の内まで理解しあえる相性の良い間柄となります。
共同して仕事をしたり、友人として長い付き合いができる人間関係が成立します。
しかし、運命のサイクルが同じなので、運勢が落ち込む時期には両方とも同時に落ち込んでしまうため、良い時期は協力して大きな力を出せるのですが、悪い時には全く協力しあえないような状態になります。
本来、同一天中殺所有者同士は、身分や時間に関係なく、相性の良さが継続します。
ただし、同一天中殺範囲を持つものが、その天中殺の時期に出会うと、大変不幸なことになります。
天中殺期間に、積極的な行動を起こすことは良くありません。
運命の枠が外れている時期ですから、天中殺終了後に逆作用が起きやすいのです。
逆作用を起こすと、生涯にわたって憎みあう間柄となってします。
夫婦の場合、一般的にすばらしい夫婦となり、一体となり目的に向かってのエネルギーを集中出来るのですが、一度2人の間に溝が出来てしまうと、修復は難しく、お互いが足を引っ張り合うようなことになってしまいます。
離婚してお互いのエネルギーを遠ざける他ないのですが、それもできにくく、憎しみ合いながら惰性で暮らすような状態が続いてしまいます。
この場合、どちらが悪いということを言い合っても、何の解決にもなりませんので、一刻も早く離婚することが唯一の道です。
2013-06-24 創喜