算命学10分レッスン(490日目)応用編・刑法

算命学10分レッスン(490日目)応用編・刑法

 

これまで一通り算命学の占術知識を学んできましたが、実践での判断が難しいと思われる方もいらしゃることと思います。

算命学を学ぶ人にとって、この点が悩ましいところなのですが、現実に算命学を活かそうとする人にとって避けて通れない課題です。

そのため12月は、私の思いつくまま算命学の応用理解について書いて行きます。

まず、刑法の実際を見て行きます。

刑法で現れる現実的な現象は、算命学を知らなくては理解不能です。

そのため、刑法所有者は、周りから疎んじられ避けられてしまうという現象を生み出します。

刑法所有者が他人ならば、その人と付き合わないという選択肢も取れますが、もし身内(妻、両親、兄弟、子供など)で付き合わざるを得ない人が刑を持っていたら、何らかの対処法を講じなければなりません。

そこのところを深く掘り下げて考えて行きます。

 

今日のところは、刑法の基本を復習しておきましょう。

 

●刑法は、部分破壊という概念です。

部分破壊とは、全部破壊ではないということを意味します。

そしてその破壊は、刑の所有者の内部で起こるのではなく、周りの人間との関係において起こるとゆうことが特徴です。

歴史的に戦に明け暮れた中国では、この現象を戦術として活用しました。

敵と戦う方法は大きく2通りの方法があります。

直接敵とぶつかる方法と、戦わずして勝つという方法です。

後者の戦わずして勝つという方法は、敵を内部から崩壊させるという戦術です。

国家組織には3つの需要ポストが必要です。

現代は立法、行政、司法の3権ですが、戦争に明け暮れた中世は、軍隊が大きな位置を占めていました。

つまり、皇帝が全てを掌握しているのですが、軍および政務(司法も含む)の長も大きな権力者でした。

そのため、皇帝は自分も含めた3人の干支が、三合会局なるように人選をしました。

この3者が上手く行っている国家は、強大な国家を形成できるのですが、この3者の関係が上手く行っていない場合は、国家が弱体化し滅び行く道を進んでしまいます。

 

敵を弱体化するため古代中国の皇帝たちは、台頭しようとする国家に刑を持つ人間を送り込みました。

内部的にゴタゴタが起き、敵対する余裕を無くすためです。

 

こんな風に算命学を実用化した中国ですが、その効力が大きかったために算命学を秘伝としたため、中国本体にはほとんど算命学は伝わっていないのです。

 

刑法はエネルギー分離法ですから、この人が身近にいると大変です。

仕切り間、あるいは常に不平不満を口にして周りを不愉快にさせる人などは、刑法を持っている人が多いのです。

身近にトラブルメーカーが居る方必見です。

 

明日からは、4つの刑を1つづつ、具体的に見て行きます。

明日は、自刑所有者に現れる現象と対策です。

2014-12-01 創喜