算命学10分レッスン(517日目)自然との対比
干支番号3『丙寅』
丙寅を自然に例えると、天干の丙は太陽で、地支の寅は樹木です。
その上、地支寅は木質ですから、木生火と天干の陽の火質=太陽を生じている形です。
燦燦と降り注ぐ太陽の恵みを受けて、すくすくと育っている大木をイメージしてください。
全く違和感がありませんね。
これは干支が整っているからです。
しかし、整っているものは、その形を崩されることを恐れます。
丙は太陽ですから、東から生まれてきます。
寅は東に位置しますから、まさに太陽の生まれてくるところとなります。
この太陽の生まれるところが対冲に会う事を最も恐れます。
寅の対冲は、申ですから十二大従星は丙×申で天胡星です。
天胡星があると、肉体を使う仕事は空回りして収入に結びつかなくなります。
そのため、身体を使わず頭脳を使う仕事をしたほうが良いということになります。
天胡星の世界(夢・空想・完璧主義者)の仕事をすると良いでしょう。
同じように、丙の対冲の壬も良くありません。
丙×壬は車キ星ですから、陽の攻撃力となり、行動しても稔りの少ない結果になります。
★凶星
◎壬・・・車キ星
◎申・・・天胡星
丙は陽の火質ですから、乙や卯は火質を生じます。
そのため、これらは吉星となります。
★吉星
◎乙・・・玉堂星
◎卯・・・天恍星
寅の特長
寅に内在する28元は、初元が戊、中元が丙、本元が甲で、本元から順に木生火、火生土と相生関係です。
木質の十大主星は、貫索星・石門星。
火質の十大主星は、鳳閣星・調舒星。
土質の十大主星は、禄存星・司禄星。
この上の3種類のグループの1つづつが揃うと、財運に恵まれます。
丙寅の日に生まれた女性で、天胡星のある人は、貫索星・石門星がある身強の男性、あるいは天将星の男性と結婚すると良いでしょう。
2015-01-21 創喜