算命学10分レッスン(563日目)自然との対比
干支番号48番『辛亥』
辛亥を自然界に例えますと、辛は陰の金質(宝石・小石・小さな刃物)です。
亥は陰の水質で、小さな水の塊り(湧水・小川・雨・露など)とされています。
辛亥は、小川あるいは泉の上に宝石がある形ですが、当然宝石は水の中に沈んでしまいます。
水に沈むということは、世間に出られないということを示唆します。
しかし、寅があれば亥と支合の関係で木星となりますので、竹や木で編んだ篩(ふるい)になり、水中から宝石を掬い出します。
辛は綺麗な星で、人間に例えますと品のある人となります。
そのため、肉体を使った労働には向いていません。
また、辛の金質は金生水と亥にエネルギーを洩らします。
亥の28元は甲と壬で、申・酉の秋月生まれなら医学の世界に進むと成功する可能性が大きくなります。
これに禄存星(乙)があれば、愛情を持って奉仕するため、医者としては最適の人となります。
水を濁す土質(丑・辰)あるいは亥の自刑に出会いますと、無用の人となってしまいます。
女性にとっては、孤独運の暗示ですから、改善をしてください。
改善策は、土質の力を弱めることです。
★吉星
甲・・・司禄星
乙・・・禄存星
申・・・天禄星
酉・・・天将星
寅・・・天報星
卯・・・天馳星
未・・・天堂星
★凶星
壬・・・調舒星
癸・・・鳳閣星
辰・・・天庫星
丑・・・天印星
亥・・・天恍星
※特徴
人に認められて伸びる人で、認められないと駄目な人です。
トップを助けて力を発揮する参謀とか、戦い方を考え進言する軍師などとしての才能があります。
2015-03-27 創喜