算命学10分レッスン(570日目)自然との対比
干支番号55『戊午』
戊午を自然界に例えますと、戊は陽の土質で大きな土塊、山などです。
午は陽の火質で、火質の旺地すなわち南中した太陽や大規模な火を表します。
方向は南、季節は夏です。
山の下に大きな火という状態を自然界で考えてみますと、地下にマグマ溜りを抱えた火山が想像できます。
天干の戊(山)が地支の午(火質=マグマ)で生じられているため、凶運の星回りの時期でも吉(凶中の吉=不幸中の幸い)を得ることもあります。
戊午は天将星のため、自分は最強のエネルギーを持っていますので、自分だけの運勢は良いのですが、周りがその強さに弾き飛ばされる場合が多くあります。
女性の場合、立派な夫に嫁ぐことができますが、結婚の後にその強いエネルギーが夫を痛めつけ(エネルギーの問題ですので、物理的な現象はなく自分は気付きません)、夫が短命となるか仕事に失敗したりして没落するかします。
しかし、女性(本人)は長命です。
男性の場合は妻を傷つけ、妻が病弱になってしまう恐れがあります。
また、夫婦2人だけで暮らす場合は良いのですが、子供が生まれる(良い子が生まれる)と妻と子供がシーソーゲームのような状態になります。
妻の身体が何となく不調になり、それが良くなったかと思うと、代わりに子供が病気になったりという現象が顕われるのです。
この星は孫運が素晴らしく良いので、子供を早く結婚させて孫を生ませ、その孫を自分の後継者にすると社会的には有利に働きます。
とにかく火質が強すぎるので、それを弱める対冲の子や害の丑(丑午の害)が後天運で回ってくると、多少落ち着きます。
改善策として極論を言えば、この星を持つ人は結婚をして早く子供を産み、子供が生まれたら養育を相手(自分以外の誰か)に任せて離婚し、自分の道を一人で歩むのが良いでしょう。
吉星
辛・・・調舒星
庚・・・鳳閣星
癸・・・司禄星
壬・・・禄存星
子・・・天報星
凶星
己・・・石門星
戊・・・貫索星
丁・・・玉堂星
丙・・・龍高星
午・・・天将星
巳・・・天禄星
未・・・天南星
※人生の特徴
現実的な力量が強いので、自分だけで仕事を完結できる政治家に向いています。
自己開発が難しいのですが、時代の先覚者としての才能があります。
2015-04-07 創喜