算命学10分レッスン(624日目)守護神法その23
守護神法23
17、午(6月)月の乙(日柱)
午月の6月は、陽の旺地ではありますが、夏至を堺に陰の世界に向かう場所でもあります。
そのため、巳月のところで述べた通り、6月22日の夏至の前の守護神は癸を取ります。
6月23日の夏至以降は、癸と丙を併用して守護神に取ります。
例外として、他の干支に金質や水質が多ければ、守護神は丙だけとしますが、前述したように癸と丙を併用するのが普通です。
夏季(巳・午・未)生まれの木質は、暑さが勝るため気候を調整すること、すなわち暑さと乾燥を和らげることが重要です。
夏季の半ばの午月には、夏至がありますので午月生まれの乙は、最強の火質と最大の水質の2つを持って、富と名誉の両方を得るとされます。
また庚または辛の金質が年柱の天干にあり、他の干に癸があれば必ず立身出世します。
命式に丙があり支に火質がある場合は、貧しい人になるか、夭折するかのどちらかになります。
この場合でも、壬・癸が命式にあれば、先の運命には至りません。
火質が多すぎる位あり、それに加えて土質が多くあれば、鼻持ちならない金持ち、あるいは人間として質の悪い金持ちになります。
ただし、壬があればそうはなりませんが、癸の方が格上の守護神となります。
午月生まれの乙にとっての守護神は、癸が最優先されます。
また、火質や土質が多すぎますと、火質や土質は忌神と化してしまいます。
まとめ
午月生まれの乙の守護神は
1、癸 2、丙(夏至以後、癸と併用)
2015-06-26