算命学10分レッスン(649日目)守護神法
守護神法49
43、申月(8月)生まれの丁
秋に入っての丁は、火質が段々と衰えて行きます。
当然、燃料となる甲を守護神に取ります。
申月そのものは金質ですから、甲を薪に切り刻む庚は自然に備わっていますので、庚は無くても大丈夫です。
もし金質を別に取れば、火剋金ですから返って火質を弱めてしまうこともあります。
申月は、1日の時間にすれば夕方ですから、陽火、丙の力は弱まりますので、陰火、丁が丙のために輝けない時期ではありませんので、丙を忌むことはありません。
そのため、丙で庚を暖めて甲を晒すという方法も取れますが、一般的ではありません。
申月の丁は、まず甲を先にとって、庚があっても無くても良いのですが、庚があればなお良いということになります。
また、先に書いたように、丙が命式にあっても大きな害なりません。
この場合だけは、甲でなくても乙が水分を失って燃料に出来る状態とみて、甲の代わりに乙を守護神に取ることも可能です。
命式に庚・辛が多い場合は、お金儲けはできますが身弱となりますので、金持ちの貧者と言われます。
現象としましては、配偶者が家の権力者となり、自分は服従するのみで、お金を自由にできません。
命式に壬があれば、庚を壬に洩らせますので、富と名声が手に入れられますが、壬が無く庚が多い場合は、折角の財を上手に使えないので、品が無くみっともなくうろうろするだけの人生になります。
命式に壬が2つあるか、癸が多い場合は、必ず水質を剋すために土質の戊を守護神に取ります。
その上で、甲・丙があれば、金銭にも恵まれ品性も整うような人生の発展が見られます。
まとめ
申月生まれの丁の守護神は、
1、甲 2、庚 3、丙・戊
2015-08-11