算命学10分レッスン(670日目)守護神法59
守護神法59
午月(6月)生まれの戊(日柱)
午月は火質の旺地であるため、ますます戊の土は燥土と化します。
強い火質をコントロールするために、壬がまず守護神となり、土を有用とする甲も守護神となりますが、壬が無ければ甲があっても何の役にも立たず、返って甲が火質の燃料となり土の燥土化が進むだけになります。
癸は陰の水質で雨・露であるため、午月の強い火力には力が弱すぎて役に立ちません。
壬と甲が天干にあれば、地位が与えられて大きな権力を与えられます。
壬は12支の回る最後の地ですから、それだけでは発展性がありませんが、後天運で辛が回る時には、辛が壬の水源となりますので極上の品格を得ることができます。
地支が火局(寅・午・戌)の三合会局となった時には、癸が1つだけ天干にあっても火質の勢いを抑えることができません。
この命式の人は、学問を好み、とことん何かのテーマを追求する人ですが、名を成すことは出来ません。
また、中年以降には、目の病気になります。
同じように火局で壬が天干に1つだけあると、甲が無かったとしても富と名誉が手に入ります。
しかし、その他の天干に土質がある場合は、壬を剋してしまいますので、普通の人になってしまいます。
まとめ
午月生まれの戊の守護神は、
1、壬 2、甲 3、丙 です。
2015-08-30