算命学10分レッスン(893日目)守護神法83
卯月(3月)生まれの庚(日干)
卯月は春の盛りです。
金質の庚は、春の木質と剋線の関係にありますので、庚の力が弱まってしまいます。
そのため、天干に庚か辛が出ないと全く良いところが有りません。
また、春の盛りと言っても多少の寒さは残っているので、丙が天干にあることを喜びます。
月柱の天干に庚と干合する乙が出たとしても、庚と干合して金質になりにくく、日干の庚が返って剋されてしまいますので、恋と財が傷つきます。
年柱の天干に乙がある場合は、干合による弊害は少なくなります。
丁と甲が天干にあり、地支に庚の根(28元に庚)が有る場合、金質は陰に隠れた勢いを持ち、他の干支との配合のバランスが良い場合には、富と地位を得ます。
根が無い場合あるいは金質が月柱にも年柱にも無い場合は、丁や甲は金質を弱める働きをしますので、その場合は常人以下の人生になります。
庚と丁が天干にあれば地位を得、丁が無い場合で丙が天干にある場合は、富だけを得ます。
弱まった金質は、土にまみれたり湿土と出会うことを嫌います。
土の中に埋もれ、世の中に出ることが出来ない恐れがあるからです。
しかし、甲が天干にあれば、甲が土を剋しますので、財が手に入り地位を失いますが、世の中に埋没することからは免れます。
まとめ
卯月生まれの庚の守護神は
1、丁 2、甲 3、丙 4、庚 です。
2015-10-07