算命学10分レッスン(918日目)守護神法108
卯月(3月)生まれの壬(日柱)
卯月は春の盛りですから、寒さはほとんど無くなり流れる水にも温かさがありますので、壬にとっては死地となります。
寒さが去ったのですから、暖を得るための丙は必要ありません。
癸や壬などの水質が多い場合、戊を守護神、辛を水源として用います。
戊は土質で水を濁しますが、春の水は丑月に見るように泥水ですから、濁った水でも構いません。
辛が無ければ庚を代替にし、戊が天干に出れば富と名誉名声を得ますが、代わりに戊が天干に出て、28元に庚か辛が合っても良とします。
戊と辛が2つとも28元にあり、甲か丁が天干に無ければ秀才となりますが、庚が天干に出れば大きな富を得、庚が28元の場合は小さな富となります。
支に三合会局の木局(亥・卯・未)が成立する場合、水質が多く洩らされるので重篤な病身となりますが、庚が天干に出る場合は、庚が薬となりその薬効は大きなものがあります。
木質が旺盛で火質が多い場合は、水質の壬(貫索星)癸(石門星)を守護神としますが、この場合は病状が重いので薬(庚)が必要です。
木質が多く、壬が日干だけで庚の水源が無い場合は、洩気格に準じた取り扱いをするようにします。
まとめ
卯月生まれの壬の守護神は
1、戊 2、庚 3、辛 です。
2015-11-17
創喜