芝蘭の体験鑑定8
・相談内容
みゆっちさん 【1969年1月13日生まれ】/女性
自分のやりたかったことをやりたい。長女なので親と妹たちの関係性
陰占
戊 乙 戊
午 子 丑 申
未 癸 癸 戊
辛 壬
己 庚
25 2 45
陽占
貫索星 天胡星
司禄星 司禄星 貫索星
天報星 牽牛星 天印星
総エネルギー 187
排気量 4.33(理想:6.23)
車幅 60 (平均50)
スピード 0.32 (標準0.23)
大運
初旬3才:甲子
2旬目13才:癸亥
3旬目23才:壬戌
4旬目33才:辛酉
5旬目43才:庚申
6旬目53才:己未
7旬目63才:戊午
8旬目73才:丁巳
鑑定
自分のやりたかったことをやりたいということは、やりたいことがあったにも関わらず、やれなかったのか、やりたいことが分からないということなのか、相談内容を読んだ時にどちらなのかと思いながら宿命を拝見ました。そして、宿命からはやりたいことがやれなかったのかなと判断しました。
理由はあなたは父母同星という宿命を持っているからです。 父母同星は両親の定位置にある干が自分の日干と同じになるという場合です。ただし宿命の中に正式な母親の干がないことです。(Bコース12回目に説明があります) あなたの場合は「戊」を生じる火質(丙・丁)がありません。父親の定位置が「戊」、母親の定位置が「戊」となっておりますから、父母同星です。 父母同星は大いに家系を盛り上げるため、これは大変家系にとっては良いことです。 では、父親と母親が同じということはどういうことかということを考えてみましょう。
子育てにおいて父親の考えと母親の考えが同じということです。目指す方向性が共に同じですから、絶対に揺るぎません。子どもにとっては父親と母親の言うことが同じで、子どももそのように導かれますから、両親が導くレールの上を歩んでいくことになります。 両親が家系を盛り上げる方向へあなたを導き、あなたもそれが当然と思い、何の迷いもなくその方向へ歩んできました。
両親が干合 (相))の関係の場合は育て方の方針が異なる場合があります。子どもとしてはどちらの言うことに従えば良いのか分からなくなることがあるでしょうが、あなたの場合は両親の方針が同じですから、安心して両親の言う通りに生きて来たのでしょう。 一方、両親の方針が同じで揺らぎが無いということは、逃げ場がないということもでもあります。例えば、母親から厳しく叱られて落ち込んでいる時、父親が精神的にホローすることで、逃げ場を作ってくれたり、自分のやりたいことを父親は理解してくれないが、母親は理解して父親を説得してくれるなど、どちらかに逃げる場所がありますが、父母同星の場合はそれがありません。窮屈な思いをしたこともあったでしょう。しかし、結局は両親の言う通りにしていれば良いという思いでこれまで生きて来られたのでしょう。
あなたは家系を盛り上げるという役目をしっかりと果たしてきました。しかし、中年期も終わろうとしている今、これで良かったのか、自分の本当にやりたいことはこれで良かったのだろうかと、盤石であった生き方に、ふと揺らぎが生じて来たのはなぜでしょう。 それは後天運の影響です。
今の6旬目、53才からの大運は大運天中殺に入っています。天中殺中は虚の世界にいますから、本当の自分でない、異なった自分が現れてきます。また、西方に子未の害が廻っています。物事のまとまりが悪い、何かを決められない、物事のけじめがつけられないという精神性になります。
あなたの宿命は西方が支合ですから、自然の気の流れと一体で、スムーズな気の流れです。しかし、後天運で害が廻り、何か今までとは違うという感覚なのでしょう。 また、今年は西方に干合も廻っていますから、なおさら自分の中の変化に気づいたのでしょう。
これまでは両親の言われるように生きてきましたが、大運天中殺や害、干合が廻ることによって、自分の生き方はこれで良かったのかと気づき始めたのです。
気づいたらやるしかないです。自分のやりたかったことをやって行きましょう。
7旬目、63才からの大運は西方に納音が廻りますから、これまでの人生と正反対の人生になります。両親に導かれて家系を大いに盛り上げてきましたが、63才からは自分で敷いたレールの上を走って行くことになるでしょう。
あなたは父母同星で家系を大いに盛り上げる役目を果たしてきました。一方家系を盛り上げるために両親は他の兄弟姉妹よりも強い愛情で以って、あなたを育てたとも言えます。あなたは親の愛情を一身に受けて育ちましたから、妹たちはお姉ちゃんばかり大事にされているという気持ちを持っていると思います。
あなたが妹たちと親との関係について相談されているのは、このようなことがあるからではないでしょうか。
厳しいことを言うようですが、妹たちは親と距離を置いていた方が、お互いのために良いでしょう。子どもの頃から自分は親に大事にされなかったという思いは残ります。今更、関係性を良くすることは難しいです。
しかし、これは親の育て方や人格が悪いというものではなく、エネルギーがそのようにさせているのですから、そのことで親を責めたりはしないでください。
6旬目53才からの大運は石門星が廻っています。石門星大運時の改良方法は、守ってあげる人物を作り、特に兄弟などの面倒を見るのが良いです。両親と妹たちの間を取り持ち、妹たちの面倒を見ましょう。妹たちは親とは距離をおいても、あなたは今後も両親、妹たちと関係性を保っていってください。
あなたは午未天中殺の宿命通り、妹たちをまとめ家系の最後をまとめるという役割を今後は果たしてください。 そして、自分のやりたいことを思う存分やってください。これまでのあなたとは違うあなたが現れ始めているのですから、この運気を上手く使って歩んで行ってください。
創喜塾鑑定士 芝蘭
芝蘭先生へのお礼の手紙
この度は芝蘭先生に体験鑑定をして頂き有難うございました。 思い当たる節が多々あり、頭でっかちになって二の足を踏む事が多いのですが、いざ行動してみると願いが叶いやすく、不思議な導きを感じています。 三合会局を良い方向に使うように、失敗を恐れず色んなことにチャレンジしていきたいと思います。 皆様の益々のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。 この度は本当に有難うございました。