生きるのが苦しいのはどうして?

生きていくのが辛いとか、自分が不幸だと思っていませんか。

あなたを作っている宇宙エネルギーと、現実社会とのミスマッチがあなたの不幸の原因です。

よく人は社会的な動物で、一人では生きられないと言いますが、その現実にあなたの個性が強制的にコントロールされることで、不幸が生じ辛い人生を強いられることになってしまうのです。

例えば、日本では結婚相手は男女とも一人、一度結婚したら生涯連れ添うのが道徳的に尊いとされてきました。

でも、算命学が示す宇宙エネルギーは、人によって千差万別、結婚相手がいない宿命の人、生涯一人の人と結ばれる人、何回も結婚離婚を繰返す人、などなどです。

結婚をするのが当たりまえの日本の社会では、婚期を逃した人は負け組みなんて言われ、ちょっぴり負い目を感じてしまいます。

また、一夫一婦制の日本では、何回も結婚離婚を繰返す人はだらしがない、との烙印を押され勝ちで、やはり少し奇異な目でみられます。

ですが、そんな決め事や慣習に囚われ、自分が天から与えられたエネルギーに合わないことをすることが、不幸の始まりなのです。

算命学では、中庸の生き方を進めています。しかし、算命学でいう中庸は、平均と言う意味ではありません。自分に与えられた宇宙エネルギーのあるがままに人生を生きるということです。ただし、社会の秩序を保つための法に触れない範囲で。

話は変わりますが、算命学には調舒星(ちょうじょせい)という星があります。調舒星は芸術性という意味を持った星です。芸術というのは、他人に何かを伝達する本能の一種です。人に何かを伝達する本能は不可欠なものですが、これには、2種類あります。知りえた情報・伝え聞いたことをそのまま次の人に伝えるのが得意な人。この星は鳳閣星(ほうかくせい)と言って、メッセンジャーやアナウンサー的な人が持っている星です。もう一つは、伝え聞いた情報を一旦自分の中に取り込んで、自分なりに情報を加工して次の人に伝える人。ニュースキャスターや芸術家タイプです。これが調舒星です。

そこで、あなたが調舒星を宿命として持つとして、職場で上司に報告すべき内容を自分なりに加工して、伝えようとします。その相手の上司にも、2つのタイプがあり、芸術性のある上司ならあなたの言いたいことを良く理解し、あなたを評価してくれるでしょう。しかし、アナウンサータイプの上司なら、「要するに君は何が言いたいんだ」などと、あなたの真意と物事の本質を理解できず、あなたをなじるかもしれません。

あなたにとっては、あなたを理解してくれる上司なら、とてもハッピーな毎日が送れるのですが、アナウンサー的な上司に出会ってしまうと、毎日が憂鬱になってしまうでしょう。

じゃぁどうするか。

その上司の特性を良く理解し、あなたの手中に入れてコントロールするか、我慢できないくらい辛いのなら逃げ出してしまうのか。

私は、辛さの程度にもよりますが、一刻も早く逃げ出すことを勧めます。もちろん、自分が困らないように周到に準備してからですが。

算命学は、宿命に環境が作用して人生が幸せにも不幸にもなると考えていますので、不幸せな環境、つまりあなたの中庸が活かせない環境から脱出し、無理なく生きられる環境を自分のために整えてあげた方が良いのです。辛いことから逃げるな、と良くいわれますが、それは技術を学ぶなど自分を活かす目的があってこその言葉です。親でも兄弟でも友人でも、嫌な奴(環境)からは、さっさと逃げ出すことが大切です。

自分らしく生きるための障害となる社会的な慣習に囚われないことが、辛い人生から脱出する第一歩です。

 

2012-02-13 創喜

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です