算命学で人となりを見るときは、生まれた『日』の宇宙エネルギーだけで、ざっくりと見ます。この見立ては、その人の人となりの特徴を50ペーセント表しています。100ペーセントではありませんが、概ねその人を判断する基準として良いというのが、算命学の簡易鑑定の考え方です。
そこで、橋下氏を見ますと、彼の生まれ日の宇宙エネルギーは、「乙亥(おつのい)」ですから、次のような人格が見えてきます。
乙亥の人
老獪(かい)な知恵を持ち、協調性も高いので世渡りが上手です。
上下関係のある人よりも仲間や同志的な人たちと組んで、仕事をするとうまくいきますが、どうしても仲間の中での役割が上がり、前面にでるようになってしまいます。前面に出ると、それまで問題になっていない事柄が表面化し、やりすぎなどと批判を浴びたり、売名のために利用されたりするようになります。
子供時代に家庭内の波乱に会いやすく、自分自身もノイローゼになりやすい状態ですから、人生は嵐の中を進むように波風が強く、厳しい状況です。
生年天中殺をもっていますので、生んでくれた親が何を考えているか、彼自身理解できず、親なのにまるで別世
界の人間のように感じています。そのため、親の援助は全く受けられない、という特色があります。
しかし、外見は大人しく見えますが、人生の厳しさをしっかりと受け止め、着実に進んで行くたくましさがあります。
普通の人とは違った奇妙な人生を歩みやすく、おもしろい幸運をつかむ宿命ですが、生涯に渡り何らかの持病に悩まされることになるでしょう。
平穏な家庭生活を望むのは無理で、人間関係や社会情勢などの環境が生まれたときとは180度違うような展開になるでしょう。
次回は復活愛について書いてみたいと思います。
2012-02-28 創喜