石原都知事と亀井静香の連立の行方は?

昨日、石原知事が亀井氏との連立を白紙に戻す、と言ったようです。なぜそうなるのか、算命学でみて見ました。

この連立構想にはもう一人、立ち上がれ日本の平沼さんも絡んでいます。また、陰には橋下大阪市長の思惑も働いているでしょう。関係者が多いので、算命学の宇宙盤占いという手法で、この方たちの行動領域を見ることで、鑑定して行きます。

宇宙盤占いは、円を4分割した領域を作り、どの領域にその人の行動パターンが当てはまるか、また、2人以上の関係に於いて、行動パターンを共有しているかどうかを見る技術です。

石原都知事は、4領域すべてに行動領域を持っているので、お付き合いの間口が広い人なのですが、亀井氏は現実領域にしか行動領域が無いため、石原氏と現実的な面での話しは合いますが、精神性的な部分(政治的な構想・思惑)は全く異なります。一方、平沼氏の行動領域は、2領域ですが、精神性の領域だけでしか石原知事との接点はありません。また、亀井氏も平沼氏も、物事の結果を分析し、それを踏まえた仕掛けをすることが苦手です。亀井氏は、どちらかと言うとアグレッシブな動きをしますが、平沼氏は、自分の内面を大事にしますので、側近には分かりにくい行動を取ることが多くなります。

ここで登場するのが、橋下知事ですが、彼は結果(起こった現象)を踏まえ新しいことを考え付くのは得意ですが、現実的な行動領域がないため、実行の段階でもたつきます。現実的な行動領域を持った人と組むことが成功の条件です。

また、石原知事は相当堅実な方ですから、冒険はしません。かと言って、もう一つの高みを望んでいないこともないのですが、その根本の思想は、自分の為し得ることへの純粋な喜びです。人の力を上手に利用する術も心得ています。

私の結論としては、石原知事が大阪維新の会の代表になり、若手(橋下知事)などの構想を現実的な政策まで高め、国政に参加することが、算命学的には無理のないエネルギーの流れだと考えます。

石原知事は、誰とも対等な立場で仕事をすることはありません。指導者・采配者なのです。

従って、亀井氏と対等な立場で、立党する可能性はゼロに近いのです。

 

2012-04-13 創喜