算命学10分レッスン(53日目)
干支番号47番 庚戌(こうきんのいぬ)
庚戌を自然界に例えると、天干庚は金質で剣を意味し、方角は西に当たります。
地支の戌に含まれる28元というエネルギーの元には、火質の丁が含まれていますので、剣を鍛える力を持っていると考えられ、西方にある金神天門を守る形です。
この干支を火柱に持つ人の性情は、外見は柔和で優しさがあり、争いごとをしない好人物で、どんな場面に遭遇しても顔に出さず、周りに合わせていますが、決して同調しているわけではありません。
心の中には強い闘争心を秘めていて、何かにつけて頑張る人です。
激しい心のうちを表面の穏かさでカバーし、組織や集団の中ではうまく立ち回ります。
しかし、自分の本心を表に出せない性格的矛盾や葛藤から、ややもすると自分だけの世界を作り上げ、人生を傍観するようになってしまうということもあります。
そのため、とことん追い詰められたとしても余裕を失わず、底力を発揮することができます。
また、見かけとは逆に、社会が混乱している時代に活躍の場がある人です。
闘争心の強い猛々しい性格と表面の柔和さがマッチせず、野暮ったい人に見られますが、結構ざっくばらんなところもあります。
平和な環境の中で、決まりきった仕事をしていては運が伸びないので、思い切った転進を考え、思い通り行動すれば運が伸びます。
働き出したら休まないで働き続ける人です。
この火柱を持った人で、5月生まれの人は働きすぎて早死にする傾向がありますので、人生をセイブして進んでください。
若くして成功することが多いようですが、急激な発展は命を縮めますので、意識して運勢の発展を遅らせてください。
長生きしましょう。
2013-03-18 創喜