算命学10分レッスン(57日目)

算命学10分レッスン(57日目)

 

干支番号51番 甲寅(こうぼくのとら)

 

甲寅を自然界に例えると、陽の木質=甲は大木で、これが寅の木質=根に乗っている形ですから、見事な樹木の形です。

果実が稔っている木で、実を取ることで喜びを感じという意味で、気を洩らすことが嬉しいこととなります。

このことから、別宅を作ったりして本拠地以外にエネルギーを注ぐことは止められません。

この干支を日柱に持つ人の性情は、明るい性格で周りに楽しみや希望を与え、しっかりとした行動をするので頼りにされ、何となく皆のまとめ役をする人となります。

表面は大らかでも、心の中ではかなり神経を使っています。頭の回転よく優れたアイデアもどんどん出ます。

どんな考え方も受け入れる器の大きさがあり、庶民性も強いので庶民とともに歩みます。

補佐役として生きるのが天性ですが、運命は自力運的要素があり、特に晩年にその要素が強くなります。

ですから、若いときには、目上に命じられるまま忠実に動いて認められますが、晩年には自分の意志で動く方が良いのです。

その場合も、あくまでも補佐役としての動きで、自らがトップに立って何かをするという意味ではありません。もしトップに立てば、相当苦労の多い生きかたになってしまいます。

人生を堅実に積み重ね、決して後戻りせず、最後に成功を掴み取ります。

男性の場合、実業家として成功する人が多いのですが、家庭に恵まれません。

もし家庭が平穏であったとしても、別宅を持つか、子供が嫌な思いをするような家庭になってしまいます。

ラッキーカラーは、赤と白です。

 

2013-04-01 創喜