算命学10分レッスン(62日目)

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干支番号56番 己未(こどのひつじ)

 

己未を自然界に例えると、未の時刻は1年の季節でいうと夏から秋に季節が移る位置にある土質で、実りの時を意味します。

その支の上に陰の土質=己が(平野=田園の土)が乗っているため稼穡(かしょく)の豊穣という名がつけられました。

この干支を日柱に持つ人の性情は、男性の場合、忍耐力もありながらどこかあっさりした面があり、女性の場合は、自分の気持ちを押さえずに、相手に対して批判をそのままぶつけたりします。

男女ともに、何事に対しても批判の精神が強く出るのですが、全体に地味な印象を人に与えます。

その原因は、感情を押さえられなくなるまでは、理性や中庸の気質で我慢強く感情を押さえていられるからです。

しかし、限度を越えたときには感情が表面に出てしまうので、感情的な人と写ることもあります。

人生はゆっくりとマイペースで進み、粘り強く積み重ねて行きますが、夢が破れ、人生が180度転換するようなことがあります。

平穏な人生が一転、激変の渦に巻き込まれやすい人生になるのです。

ですから、いつ人生の急変が起きても、上手に対応できるように覚悟しておくことが大切です。

例えその時が来たとしても、最後の最後まで努力をすれば、新しい人生が始められます。

また、己未は夏の畑なので、作物は良く育つのですが、常に水不足ぎみですから、水質や水を生じる金質を身近に置くと良いでしょう。また、作物には太陽=丙=火質も必要です。

従ってラッキーカラーは、黒・白・赤をバランスよく身につけることとなります。

 

2013-04-16 創喜