算命学10分レッスン(66日目)

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干支番号60番 癸亥(みずのとい)

癸亥を自然界に例えると、天干の癸=陰の水、地支の亥=陰の水ですから水の力が最大になっています。

日柱が水で溢れているため、外に洩らさなければ自分が流され(肉体の喪失)てしまいます。

水生木(すいしょうもく)ですから、陰の木質=乙があれば吉です。

乙は陰の木質で草花ですから、その質を持っているものを身近に置きましょう。

同じ木質でも甲は陽の木質は樹木ですから、水だけで土のないところ(癸亥)に植えても転んでしまいますので好ましくありません。

日柱に癸亥を持つ人の性情は、何となく重苦しい雰囲気が漂う人で、あまり自己表現をしない人です。

しかし、どんな人とでも合わせられる社交性と、我慢強く、忍耐強いところを兼ね備えているため、周りの人に与える影響力は大きなものがあります。

心の中がわかりにくく、何を考えているか分からない人だけに、めったにしない自己主張が大きな重みと説得力を持つのです。

本人は平凡で地味な生き方を望んでいるからといって、そのように生きて行くと、世の中の主流になれず不満足な人生を送ることになります。

成功する人と成功しない人との差が極端に出てしまいますので、自信の行き方の選択が重要となります。

この60番の干支で干支の全ての解読が終了しました。

次回からは、日柱(生まれ日の干支)に月柱(生まれ月の干支)と年柱(生まれ年の干支)を総合的に判断する手法を解説して行きます。

2013-05-02 創喜

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