算命学10分レッスン(77日目)
異常干支(その3)
4、干支番号19番 壬午(じんすいのうま)
考え方が空想的であったり、夢想的であったり、とにかくこの人の精神性は、一般的には理解できません。
別名『夢の星』とも言われています。
あまりにも精神性が特殊なので、嫁ぎ先の人たちと理解しあえず、小さな誤解などに基ずくいざこざが絶えません。
そのため、『戦場の花嫁』とも呼ばれます。
この干支を持った女性が結婚すると、嫁ぎ先の親族に何かと誤解され、辛い思いをします。
霊感能力がありますので、それを活かした職業につき、結婚を人生の目標にしなくても良いように、自立することが大切です。
また、この人の霊感能力は、特別に訓練しなくても備わっています。
そのため、突然、夢で見たことが現実に起こったり、自分の未来が予言できたりしてしまいます。
これをすぐに口に出しても、理解してくれる人、くれない人がいますので、良く相手を見極めて話をしましょう。
5、干支番号23 丙戌(へいかのいぬ)
教養を身につけることで、異常性があらわれます。
その異常性は、人付き合いの面であらわれます。
目上の人にため口をきいて失敗したり、小さい子供の頃に命の危険にさらされたりしやすいのです。
ですから、あまり机に向かって学ぶことをせず、仲間を作ってわいわいやりながら生きる術を身につけたほうが良いのです。
知性を必要としない生き方か、身強の配偶者(注意書き参照)と結婚すれば、異常性があらわれにくくなります。
ただし、異常性は消えず内在していますので、注意が必要です。
参照)
参命学には干支であらわす陰占と、十大主星と十二大従星であらわす陽占があります。
陽占の十二大星は、人間の輪廻転生のサイクルを12分割し、現実に生きる人間の力量の強弱を表します。
十二大従星を力量の強弱の視点から分類すると
最身弱
天極星(てんきょくせい)・天庫星(てんこせい)・天馳星(てんそうせい)
身弱
天報星(てんぽうせい)・天堂星(てんどうせい)・天胡星(てんこせい)
身中
天印星(てんいんせい)・天貴星(てんきせい)・天光星(てんこうせい)
身強
天南星(てんなんせい)・天禄星(てんろくせい)・天将星(てんしょうせい)
十二大従星の詳しい解説は、夏ごろになります。
また、天庫星はてんこ星と読むと、天胡星と紛らわしいので、てんくらせいと読んでください。
天光星の光は、りっしん辺がある漢字が正式です。これもてんこうと読むと紛らわしいので、てんぴかせいと読んでいます。
次回は干支番号24・25・30・35 の解説です。
また、74回のレッスンで、天中殺を解説すると予告しましたが、忘れてしまいましたので、天中殺の続きはこの異常干支の解説が終わり次第再開します。
2013-06-10 創喜