算命学10分レッスン(課外授業・格法)その8
6、食禄神格
(食神格)
入格の条件
1、主星が鳳閣星の人。
2、月支に刑・冲・支合・半会がないこと。
3、月支が冲動の場合は、梟神格になりますが、龍高星が無いと入格しない。
例)
○○星
○○星 鳳閣星 ○○星
○○星
この格の入格者は、食べることと財には困りません。
梟神格になると、食神格の要素が最も強くなりますが、冲動がないと食神格の要素が薄くなる倒食神格となります。
梟神格の人は、大変頭が良いのですが一代限りのもので、子孫には伝わりません。
前世の徳を一代限りで使い果たしてしまいますので、学者や発明家などに向いています。
☆大運で、禄存星・司禄星が廻ると才能が発揮でき、運が上がります。
☆大運で、鳳閣星・調舒星が廻ると、運が崩れます。
☆倒食神格の人は、多くを集めて多くを失います。
冲動に会うことが最悪となりますが、対運で禄存星・司禄星が廻ると吉になります。
また、鳳閣星・調舒星が廻っても運は崩れません。
☆食神格の人で、中年期に天禄星の出る人は、食神同宮格といい食神格の要素が強くなるため、人生を悠々と過ごす人になります。
☆鳳閣星を生む星、すなわち日干と呼応し鳳閣星となる干から、大運の支を見て天庫星になる場合、食禄入墓格といい、消化器官の病気を発症し食べることが困難な状態にになります。
この格の人が、天中殺と重なっていた場合、食道癌や胃癌などを発症しても手術をしてはいけません。
事前の検査を頻繁に行い、早め早めに予防するか、断食療法など手術でない治療法をするようにしてください。
☆食神格の人で、月柱に天中殺のある人は、食神天中殺格といい、医者や宗教家として成功します。
☆食神格の人で、玉堂星・龍高星・天将星のある人は、忙しくあちこちを飛び回る東奔西走の人生となります。
特注:食禄入墓格の人から鑑定を依頼された鑑定師の方は、その方に、少なくとも半年に一度(年に一度ではありません)は、消化器官の検査を受けるようにアドバイスしてあげてください。
2013-07-18 創喜