算命学10分レッスン(94日目)12支論その3『寅』
総論
寅は陽の木質・東方・青・東風・個人などの意味があります。
寅は、丑の湿度に隠れていた万物が、いよいよ動き出す時間の範囲ですから、物事を始めるという意味があります。
自然界に形としては、樹木です。
また、10干に比定すると『甲』です。
1、日柱に寅がある場合
与えられたものを活用し、運用する才能があり、それを基本として自身の人間形成をして行きます。
2、月柱に寅がある場合
寅は立春を意味する時間範囲ですが、寒さもまだ残っている季節です。
三陽開泰と言い、丙の暖かい日差しを受けて、万物が栄ます。
3、年柱に寅がある場合
年柱に寅がある場合を広谷と言い、東北の山になります。
戊の定位置で、戊が生まれるところであるため、戊から寅を見て、天貴星の入魂の場所となります。
次回は『卯』です。
2013-10-20 創喜