算命学10分レッスン(110日目)融合条件その6
律音(りっちん)
2つの干支が宿命(命式)の中で揃ったものです。
組み合わせは、「日柱と年柱」「日柱と月柱」「月柱と年柱」
の3種類があります。
揃う干支は、例に挙げる『甲子』とは限りませんので、注意
してください。
例1) 例2) 例3)
日 月 年 日 月 年 日 月 年
柱 柱 柱 柱 柱 柱 柱 柱 柱
甲 〇 甲 甲 甲 〇 〇 甲 甲
子 〇 子 子 子 〇 〇 子 子
律音(りっちん)の意味
1、日柱と年柱の干支が一致した場合
自分の親と一体となる質が生まれ、親と大変仲の良い命式です。
親離れがしにくく、関係(絆)が強くなります。
2、日柱と月柱の干支が一致した場合
自分と家系が一体化している命式です。
生まれた家系と縁が深く、家系の流れから自由に飛び出すことが
難しい命式です。
3、月柱と年柱の干支が一致した場合
自分の両親が家系と一体化している命式で、両親が自分の家系を
正統に引き継いでいます。
反面、両親が家系に縛られ、独自の活動ができなかったということ
でもあります。
そのお陰で、家系の流れは安定しており、自分に繋がってきています。
補足事項
宿命に律音を持っている人で、天中殺が『寅卯』『申酉』『午未』の人は、
恵まれることが多いようです。
次回は、分離条件です。
2013-11-05 創喜