算命学10分レッスン(122日目)分離条件その12
納音(なっちん)
地支が対冲関係にあり、かつ天干が同じものを納音と
言います。
宿命に納音を持つ人の人生は、生き方が難しくなります。
物事を頭では理解しているのですが、行動がまとまりに
欠けたり、チグハグになったりしてしまいます。
例1) 例2) 例3)
日 月 年 日 月 年 日 月 年
柱 柱 柱 柱 柱 柱 柱 柱 柱
甲 甲 〇 甲 〇 甲 〇 甲 甲
子 午 〇 午 〇 子 〇 子 午
上記命式例は、天干の2つが同一、
その下の地支が対冲関係になっています。
★納音を命式に持つ人に現れる現象
1、日柱と月柱の納音
生地生家との関係が両極端となって現れます。
家系との縁が深くなって現れた場合、自分の夢が家族の
犠牲となり、実行できなかったり、邪魔されたりします。
家系との縁が薄い場合、自分の生きたいように自由に
生きていけます。
2、日柱と年柱の納音
相当に矛盾を抱えた生きかたになります。
外に向けた人間性と、内に向けた人間性が、他人から見
ると全然違って見えます。
3、月柱と年柱の納音
自分の親が家系の流れとうまく行かず、自分の家系が自
分の人生の足を引っ張るようなことになります。
つまり、自分の望む進路が家系のために阻害されたり、自
分の生き方が家系に傷をつけたりします。
家系を頼らず、応援も受けず、独自の人生を切り開く生き方
が自分の人生を延ばします。
全体的な傾向として、用心深い生き方になります。
次回は、天剋地冲です。
2013-11-19 創喜