算命学10分レッスン(125日目)十大主星その2

算命学10分レッスン(125日目)十大主星その2

1、貫索星(陽の守備本能)の世界

貫索星は陽の木質で、十大主星の木質は、人間の本能

として分類されています。

『守る』ということは、平和を作り出そうとする意識に基づい

たもので、陽の守備本能は、個人的に平和を作り出そうと

する本能と考えられます。

守るという行為は、頑固さや自我心などとして、現実世界

では具体的な形をとります。

自我心の強いやつ、頑固親父などと言われ、平和を乱す

ような響きの言葉ですが、個人的な平和を作るためには

絶対必要な条件です。

貫索星の人は、どんな困難に会っても意志を曲げ、自我を

捨てることは決してありません。

その頑固さが、時として協調性に欠けた人物と見られたり、

奇人変人に見えたりします。

頑固さや自我心といった心の内部の力で平和を作り出す

ためには、長い時間が必要です。そのため、貫索星の人は、

決して急がず、また遅れもせず、常にマイペースを守り、

マラソンランナーのように息の長い行程を苦にもせず進みま

す。

思考のスタイルは、着々と積み重ねて行く垂直思考です。

一つの物事に時間を掛け、ゆっくりと掘り下げ突き詰めて

行きます。広く浅く簡単に考えられないのです。

このため要領が悪く、一度決めたことは変更をしない人とな

り、そのため、人の好き嫌いがかなり激しい人となり、敵と

味方にはっきり別れてしまいます。

小学校・中学校などでの勉強は伸びが遅く、あまりパッとし

ませんが、高校の後半から大学にかけて、学業で力が発揮

できるようになります。

世の中の動乱期には活躍しづらく、平和な安定期が活躍でき

る時です。

★貫索星を一言で表現すると、『頑固に一人で守る』

形としてイメージすると、『四角(正方形)』

次回は、貫索星の働き場です。

2013-11-22 創喜