算命学10分レッスン(127日目)十大主星その4

算命学10分レッスン(127日目)十大主星その4

2、石門星(陰の守備本能)の世界

石門星は陰の木質で、十大主星の木質は、人間の守備本能

として分類されています。

陰の守備本能は、集団で守ることを意味しますので、個人と

集団の違いをはっきり認識しておく必要があります。

人間の最小単位は個人で、一人一人の個人が個人の安定の

ために集団を作り出しています。

ということは、どんな集団の形を作り出すのにも、個人の利益

がその根底にはあるのです。

ですから、個人の守りが陽で、集団の守りが陰に分類されてい

るのです。

陰の守りは、集団を通して現実の世の中に再現されますので、

石門星のsる人は、人との横のつながりを大切にし、集団に馴染

やすい性格が内在しています。

横社会への適合性から、協調性・和合性・政治力・説得力・宗教

性などが生まれ、自己を失なわないで人との交流を保つことが

できます。

しかし、上下の関係からなる組織では、力が発揮されず持ち味も

生きません。

それは、石門星が常に対等な関係の中で、協調性や和合性を発

揮できる星であって、決して従う関係ではないことにあります。

会社や組織など人の集団には和合しますが、上司に従うことが

できないのです。

一個人の枠内にある力量に従うことは、本当に不得手ですが、

対等な立場の共同事業・政治・組合などでは、能力を見事に発揮

できます。

自分が集団を作ることが良く、新興宗教の教祖、NPOやボランティ

アなどの集団を組織するのも良いでしょう。

出来上がっている集団、例えば会社などに入った場合は、労働

組合の長のような存在になるでしょう。

清濁合わせ持つことの出来る人です。

石門星を持つ人の思考形態

思考は、垂直思考も水平思考もできますが、少し水平思考が優って

いるようです。

視野が広く、現実を直視できるため、政治力や宗教性が培われます。

常にもののスタンスの考え方を集団に置くので、全体的な考察力と

思考が存在しており、自分自身のスピードを集団に合わせることが

できます。

空想や夢・ロマンの世界には縁が薄く、自分や力量の差に囚われる

ことなく、平等な思想のもとに現実的な思考法を持っているのです。

次回は、石門星の働き場所です。

2013-11-24 創喜