セラファム創喜の算命学ブログ

算命学10分レッスン(135日目)十大主星その12

算命学10分レッスン(135日目)十大主星その12

司禄星(陰の引力本能)の世界

司禄星は陰の土質で、十大主星の土質は人間の引力本能として分類されています。

陰の引力本能は、人間が引き合う最も小さな単位集団である家庭の世界です。

家庭は、身近な無形の事象を育てて行く世界で、育てて行くことを蓄積と表現します。

経済力の蓄積、精神の蓄積、愛情の蓄積など、全てを育て蓄える世界なのです。

司禄星の育てる才能は、教育を施し育てる才能とは違い、地位や教養と無縁の一人の母親が、素朴にわが子の成長だけを願って育んで行く姿そのものであり、泣いたり、笑ったり、悲しんだり、喜んだりするする平凡な日々の積み重ねそのものです。

理屈の無い母性愛の世界である司禄星には、玉堂星の持つ理論の世界、龍高星の持つロマンの世界、車キ星の持つ行動の世界のどれもが立ち入り不能な、人間にとって最もささやかで崇高な世界です。

日々の暮らしに決して飽きることなく、急がず怠けず淡々と積み重ねられたものは、いつか大きなエネルギーとなり、人生の激変期にも確固として崩れることがありません。

それだけに、一朝一夕に出来上がるものではありませんが、この世の中に必要なものばかりです。

仕事に関しても、特別な才能が仕事に関与するのではなく、実績と信用の積み重ねの上に成り立つ信頼が大きな武器となります。

着実に人生を歩んで行くため、人生のスピードが遅く、時にはのろまな人、気が利かない人などと言われてしまいかねません。

また司禄星は、別名金銭の星とも言われ、特別な目的があるわけでもないのに、金銭の蓄積を怠らず、同じペースで財力を蓄えて行きます。

それが、イザというときの力として発揮されます。

行動力は鈍いのですが、情愛は実に細やかで公平、大勢の子供が生まれれば、どの子にも等しく愛情を注ぎます。

先見性はありませんが、時々に合わせた工夫が上手で、収入に合わせて無理のない生活を送ったりと、決して自分の枠を超えるようなことをしません。

しかし、それが自我心が強く強情で頑固な人と受け取られたりしますが、頑固さの根源は、人を受け入れず自我を押し通す頑固さではなく、自我を超えられない消極的な頑固さなのです。

消極的で、自ら攻撃を仕掛けるようなことはありませんが、攻撃されたときの守りの頑固さは見事です。

思考形態

思考は、理論的ではなく、体験的です。

積み重ねの思考法とも言え、形に例えると円錐形です。

人生の途中で考え方を変化させることができず、もしも変化させるとしたら、10年~20年の長い時間を必要とします。

常識的にものを考え、宗教は好んでも政治は好まず、現実世界に密着していない夢や空想が苦手で、全体的な視野を持ちません。

理論の世界は苦手でも、生活に密着した理論なら即座に理解できますし、視野が狭くても、地域的視野や子供の成長を見る観察力は優れており、子供の成長とともに、観察力も成長して行きます。

賢母(お母さま)とは違い、司禄星の母は、一般庶民の母(かあちゃん)なのです。

次回は、司禄星の働き場所です。

2013-12-04 創喜