算命学10分レッスン(146日目)十二大従星その1
先回までで、陽占の十大主星のおおよその意味を解説しました。
十大主星では、人間の行動パターンを占うことができました。
算命学では、人の行動や自然の現象は、空間の現象として分類しています。
人間の行動に関する空間現象とは、誕生・成長・老い・そして死、あるいは成功・失敗・結婚・離別などのあらゆる出来事を言い、自然に関する空間現象は、晴れ・雨・嵐などの気象的なものから、明るくなったり暗くなったり、暖かくなったり寒くなったりなどの天体の運行に関係する様々な事象を言います。
空間は時間とともに形を変えて行くため、空間の現象も時間とともに捉えなければ、正確な占いとは言えません。
そこで算命学では、日干と十二支から算出される十二大従星に意味を持たせ、それが人体星図にどこに出るかで、十大主星の働きの強弱を見る技法を考え出しました。
十二大従星は、時間の元となった天体(木星)の運行を基準に、12進法に準じて人間の一生を12区分するよう定めています。
★人間の一生に関わる時間の世界
<無意識の世界> 十二大従星名と読み方
・胎児の時期(前世の世界)・・・天報星(てんぽうせい)
・赤子の時期(0才~3才)・・・・天印星てんいんせい)
・死人の時・・・・・・・・・・・・・・・・天極星(てんきょくせい)
・墓の中(入墓の時)・・・・・・・・天庫星(てんくらせい)
・あの世(死後の世界)・・・・・・・天馳星(てんそうせい)
<有意識の世界>
・幼少期 (3才~10才)・・・天貴星(てんきせい)
・青少年期 (10才~18才)・・天恍星(てんこうせい)
・青年期 (18才~30才)・・天南星(てんなんせい)
・壮年期 (30才~45才)・・天禄星(てんろくせい)
・頭領気 (45才~60才)・・天将星(てんしょうせい)
・老年期 (60才~75才)・・天堂星(てんどうせい)
・病人気 (75才~死)・・・・ 天胡星(てんこせい)
★十二大従星には、それぞれ宇宙のエネルギーの強弱を
ポイントとする点数が付いています。
次回から、これらの時間範囲を十二大従星に対比させて解説して行きます。
2013-12-17 創喜