算命学10分レッスン(173日目)十大主星の二連変化その1

算命学10分レッスン(173日目)十大主星の二連変化その1

●今日からは、先に学んだ十大主星をさらに一歩前進させ、十大主星の二連変化をみて行きます。

十大主星の二連変化とは、一つの十大主星が異質のエネルギーを持つ他の十大主星と混じり合って、その現象を変化させる状態を言います。

変化の読み取りは、陰陽論と五行の相生相剋論が基本となります。

人間は、一人一人が宿命で幾つかの十大主星を所有しています。

言い換えれば、人間は異質エネルギーを肉体内部に混在させた生命体、つまり宇宙空間に存在する様々なエネルギーが、お互いに作用し合う小宇宙体と考えられます。

例えば、宇宙に多く存在する水素元素と酸素元素、この2つは別々に存在しているときは、火花を上げて燃える性質を持っていますが、2つの元素が融合すると、正反対の性質を持った火を消す水に変化します。

このような現象は、科学とか化学と呼ばれ、宇宙法則の真理に基づいた現象です。

これこそが、私たち日本人が太古の昔から崇め、祀ってきた『神』そのものなのです。

この『神=宇宙エネルギーの法則』からくる現象が、宇宙エネルギーに支配され、生活する小宇宙体人間の肉体内部でも起こっていると考え、人体星図に現れる八個の星(十大主星五種と十二大従星三種)の相関関係で、その人の精神の有り方をみて行きます。

★注意

この段階で十二大従星との関係を考察すると、かえって複雑になりますので、十二大従星の二連変化はもう少しあとで解説します。

また、変化も三連変化・四連変化とあるのですが、通常の占いにはほとんど活用しませんので、ここでは二連変化のみの解説とします。

2014-01-26 創喜