算命学10分レッスン(207日目)十大主星の二連変化その35
調舒星と玉堂星
玉堂星は陰の習得本能です。
水剋火と相剋関係で、陰同士の反発もあります。
知恵の星と孤独の星の激突のため、心中の葛藤は大きく、他に貫索星や石門星がない場合は、精神的な障害を起こしやすいという特徴があります。
精神性である縦線の剋線であり、陰同士の反発もあるため、現実を抜きにした精神性だけが向上します。
その結果、現実離れした悟りを開いたような老人的な人間性が形成されることがあります。
世事には疎いのですが、理想論に近い理屈を言う人です。
不平不満、反発心を知性で抑えていますが、ある限度を超えると怒りを爆発させる気象の激しい人です。
いわゆる『キレル』人です。
特に南方に玉堂星があり、中心星が調舒星の場合には、キレル現象が顕著にあらわれるようです。
両方の星が、バランスよく稼動すると、知的探求者となり浮世離れした人となります。
また、調舒星と玉堂星は、エネルギーが激しくぶつかり合う十大主星同士の組み合わせを7殺と言いますが、その中でも最も激しいぶつかり合いとなります。
改善策は二連変化の最後のレッスンで。
次回は、禄存星と司禄星です。
2014-03-01 創喜