算命学10分レッスン(番外編)小保方さんの命式

算命学10分レッスン(番外編)小保方さんの命式

 

野次馬的なマスコミが嬉々として報道している小保方さんについて、かく言うわたしも記者会見を見ましたが、アカデミックな立場にいる記者(科学紙系)がほとんど居なく(居ても発言しなかったか?)、バラエティ番組のレポーターや驚いたことに、スポーツ紙の記者など下世話なネタを興味本位に記事にするエセ報道陣ばかりが目立っていました。

小保方さんに味方するわけではありませんが、どうして彼女に身にこんなことが起こったのでしょう。

算命学の日柱がそれを暗示しています。

このブログにも日柱の読み解きを少し掲載していますが、ここでもう一度性情と改善策を簡単に書いておきます。

 

小保方さんの誕生日は1983年6月29日、日柱は戊子、干支番号は25番。

 

性情

感情が激しく気分やで、言うことがころころ変わり、周りの人から理解されなくなります。

しかし、財運には恵まれ、どんなに貧しい家に生まれたとしても一代で財を成すでしょう。

また器用さがあり、どんな仕事にも適応して行けます。

そのため金儲けが目的となり、職業がその手段となりやすく、たくましく生きて行く反面、同時に危うさも抱えて生きて行くことになります。

自立運が強く、常に独立独歩気概を失わず、強い意志の力で生きて行くので、親の後を継いだとしても、自分の代で親から受け継いだ財産を何倍にも増やすでしょう。

また努力に関係なく、人の財産をそっくりもらうこともあるでしょう。

そしてこの命式の子を育てる親は、例えどんなに小さくても一人前の人間として扱って行くことが大切です。

 

改善策

算命学では『山下出泉の濠(さんかしゅっせんのごう)』と言います。

戊は陽の土質で山を意味し、子(ね)は北方の水ですから、山の下に水があり崩れやす環境にある山と考えられます。

しかし高地でも地下水脈が豊富なため、土が潤っているので作物などの植物を育てる力を持っていますが、命式の中にある午があると、子・午の対冲となり親や兄弟を跳ね飛ばしてしまうエネルギーを持ちます。(小保方さんの月柱は、戊午)

このため親や兄弟の肉親縁が薄くなるとともに、人生を無から始めなければなりません。

苦労が多く、自身の負担も重くなりますので、午の対冲のエネルギーは仲介星を用い和らげます。

仲介星とは、五行の相剋関係の間に干や支を入れて、相生関係にする手法です。

子・午の対冲は、水剋火の関係ですから、これを生じる関係、つまり水(子)生木・木生火(午)にするのです。

水質と火質の間に木質を置けば良いのです。

木質はの支は、寅・卯の二つです。

ですから、寅または卯を命式に持った人を身近に置けば良いことになります。

身近に置くということは、結婚相手にするとか、仕事のパートナーとするとか、とに角親密な関係を築き、協力して社会に働きかけるようにすることが大切です。

 

ちなみに、彼女の天中殺は午未ですから、生月天中殺所有者ということになります。

もっと詳しく知りたい方は、彼女の命式を書いておきますので、教材として勉強されると為になりますよ。

 

日 月 年

柱 柱 柱         司禄星 天馳星

 

戊 戊 癸   司禄星 玉堂星 禄存星

子 午 亥

癸 丁 壬   天報星 貫索星 天将星

 

25 55 60

 

天中殺は午未

2014-04-10 創喜