算命学命式表のひとり言(その4)

今日は、時間の概念を表す記号12支のことをつぶやきます。

12支の中でも太陽が天中した時を表す記号が『午』です。

午は一日の単位ではお昼を表し、一年の単位では真夏、12年の単位では最盛期(最も盛んな時期)を表します。

我々が日常の生活の中で、一番使う時間はお昼です。

そのため、丁度太陽が南中したときを「正に午の時間」という意味で、「正午(しょうご)」と言います。

また、午の時刻の前を、午の時刻の前という意味で「午前」、同じく午の時刻の後を「午後」と言うのも、語源は12支の午なのです。

蛇足ですが、仕事を終えた夕方以降に飲むのは酒。

この漢字は、12支の酉の時刻以降に飲む水という意味で、酉にサンズイ(水を表す)をつけて作られたと言われています。

このように、12支から出来た日本語はたくさんあります。

桃太郎の昔話しも、この12支が基になってできたお話です。

そのことは、また別の機会に。

2014-06-16 創喜