算命学10分レッスン(416日目)夫婦の座型
この占いは、かなり高度の占いに属します。
理解してしまえば理論的には簡単なのですが、いろいろな要素が関係しますので、やや複雑なテクニックを要します。
一度に覚えようとしないで、何回も見直してゆっくり学習してください。
また難しいと思われるので、この占いに限ってコメントでの質問を受け付けますが、回答はブログ上で公にします。
もちろん、匿名・ハンドルネームで構いません。
ただし、質問が多い場合や個人の命式に関わる質問(個人鑑定に順ずる)ものは、お答えできない場合もありますので、ご了承ください。
この占いの目的
この占いの目的は、相手が決まっていない場合、良い結婚相手を引き寄せるために使いますが、結婚した後でも2人の関係を確認するためにも使えます。
結婚している夫婦の現実の占いは、この次に詳報します。
(教材をお持ちの方は、18ページ~です)
占い方
女性と男性の陰占と陽占を使います。
陰占・・・日柱と月柱の干支
陽占・・・人体星図の西方と中央の星
★陰占が融合条件か分離条件かをみます。
・今回は、命式表を使ったほうが分かりやすいので、カップルAさんの命式表を使います。
女性) 男性)
日 月 年 日 月 年
柱 柱 柱 柱 柱 柱
庚 辛 〇 丙 己 〇
午 亥 □ 申 酉 □
女性の陰占
庚午と辛亥は、特別な干支の組み合わせではありませんが、午と亥が対冲関係ですから、分離条件に当たります。
男性の陰占
丙申と己酉は、特別な関係ではありませんが、申と酉は同質で陰陽の違いが有りますが、比和の準じて分離条件と判断します。
女性) 男性)
〇〇星 □□星 〇〇星 □□星
玉堂星 禄存星 〇〇星 禄存星 司禄星 〇〇星
天恍星 〇〇星 □□星 天胡星 〇〇星 □□星
女性の陽占
玉堂星と禄存星は、土剋水ですから、相剋関係の陽占です。
男性の場合
禄存星と司禄星ですから、同質です。同質の場合は、相剋関係と見なします。
判定
女性は、陰占が分離条件、陽占が相剋関係ですから、同座型人間と見なします。
男性は、陰占が分離条件、陽占が相剋関係ですから、同座型人間と見なします。
<まとめ>
同座型人間
陰占 陽占
融合条件×相生関係
分離条件×相剋関係
違座型人間
陰占 陽占
融合条件×相剋関係
分離条件×相生関係
★夫婦の座型で占う結婚生活
1、融合条件的同座型人間同士のカップル
(陰占が融合条件で、陽占が相生関係の組み合わせ同士のカップル)
・結婚生活に波乱が少なく、現実面、精神面のバランスが良い
・お互いに良い影響力が得られる理想的な夫婦となります。
この命式の相手なら結婚はオーケーです。
2、分離条件的同座型人間同士のカップル
(陰占が分離条件で、陽占が相剋関係の組み合わせ同士のカップル)
・結婚生活に波乱が多く、冷たい関係の夫婦になり、離婚しやすい。
・どちらかの体が丈夫(身強)で、もう一人の体が弱い(見弱)とか、夫婦の年齢さが大きいなど、夫婦間で何かがアンバランスな場合には離婚しにくくなります。
この命式の相手との結婚は見送ったほうが良さそうです。
3、上記以外の組み合わせのカップルは、この占いについては結婚に特に問題はありません。
注意
身強、見弱は現実的な見かけの判断ではありません。
十二大従星からの判断で、晩年期に出る十二大従星を使います。
過去ブログでご確認ください。
サンプルのカップルさんの場合、女性の晩年の十二大従星は、天恍星ですから身中です。
身中はこの占いには使いませんので、2の項目は該当しません。
2014-07-28 創喜