算命学10分レッスン(428日目)恋愛占い

モデルGのカップル

命式表

女性

日 月 年          鳳閣星 天胡星

戊 丁 庚   鳳閣星 禄存星 鳳閣星

申 亥 申   天胡星 玉堂星 天馳星

 壬 庚

 甲 壬

 〇 戊

45 24 57

男性

日 月 年          牽牛星 天馳星

癸 甲 戊   鳳閣星 貫索星 車キ星

卯 子 午   天貴星 調舒星 天禄星

 癸 己

〇 〇 丁

 〇 〇

40  1  55

命式表の読み取り

女性の日干は『戊』ですから、干合(夫のエネルギー)は『癸』です。

この干が女性の命式の中に見当たりません。

陰陽の違いの『壬』が命式表に3つあります。

一言で言ってしまえば、カップルFの女性同様浮気っぽい性情を持っていると言えます。

しかし、この命式表の特徴は、命式表そのままが行動として現れる場合と、人間社会の不道徳とされる浮気性と言われるのを潜在的に恐れ、極端な異性嫌いになってしまうこともあります。

一度男女関係を崩すと、ずるずる行ってしまうという潜在意識の罪悪感がそうさせるのです。

干合の干の陰陽の違いは、偏夫偏妻を意味し常識的な夫婦関係を作るのは難しいのです。

一方、男性の命式を見てみますと、日干は『癸』ですから、干合は女性の日干と同じ『戊』です。

女性と男性は干合しているので、カップルになるのは必然だったようです。

人と人の日干が干合している場合は、お互いが引き合う関係と見ます。

しかし、2人の出会いには、恋愛に発展するまで、少なからず困難があったようです。

女性の点数4に対して男性の点数が9点ですから、男性が女性に熱をあげたのにも関わず、女性はそれほどの感情を抱いていなかったことが、恋愛へと発展する阻害要因となり、男性の猛烈なアプローチにも関わらず、恋愛関係になるのが出会いから少し時間がたったものと想像できます。

さて、出会いから恋人に移行するのに少々難しいところはあったものの、もともと日干が干合している2人ですから、恋愛へと進んだ後は何の障害も無く結婚へと進みます。

恋愛指数が11点、結婚指数が4点とどちらも同点であることから推察されます。

しかし、問題は女性に正式な干合『癸』が無く、陰陽の違い偏夫の干『壬』が3つあるということと、陽占の座型が違座型であるということです。

これは、結婚後の家庭生活に何か波乱が起きることの暗示です。

女性の命式には『亥申』の害が2つあり、男性の命式には『子卯』の刑と『子午』の天剋地冲があります。

人とも家系の月柱との関係の分離条件ですから、それぞれの家系を巡って何か問題が起こるのでは、と推定されます。

または、女性には男の子3人のエネルギーがありますが、男性には子供のエネルギーがありません。

結婚して子供が生まれていれば、子供を巡るトラブル(子育てなど)なのかもしれません。

そして、今年から3年後の『丁酉』の年が要注意です。

は男性の日支『卯』にとって対冲、丁は日干にとって『相剋関係』ですから、男性にとっては自身が後天運と天剋地冲となり、このことは、これまでの蓄積(家庭も日々の生活の積み重ねですから、蓄積の一部とみなします)が壊れるという意味合いを持ちます。

男性の心の中で、家庭が崩壊する恐れのある時期といえます。

ただし、現象として現実に離婚とかの形を取るとは限りません。

会話の無い形だけの夫婦になってしまうこともあります。

直接的な原因はいろいろ考えられますが、すべて命式(自然のエネルギーの法則)が為せる技なのだということを念頭に置いてください。

つまり、どちらの責任でも無いのです。

算命学は『宿命(命式)に環境が左右して、運命がある』という考え方ですから、環境を変えることで、宿命に織り込まれた運命は変えられます。

夫婦が冷たい関係になる運命も、環境を変えれば回避可能だということです。

今まで、『出会い』を除いて、人が羨むほど順調だった2人は、夫婦間のもめごとに慣れていないため、特に女性はどうして良いかわからなくなってしまいます。

改善策としては、お互いがお互いを個として存在を認め合い、普段から相手への思いやりを前提にした会話を多く持って、性別を超越した同志的な結合を深める努力をすることです。

こんな検定結果をいきなり言われて面食らうと思いますが、これが算命学(無情の学問)なのです。

恋愛占科の本旨、『出会いの時期の占い』からそれましたが、何とか無情の未来を克服されることを願っていますし、今から準備すれば、必ず克服出来ます。

次回は、カップルFです。

2014-08-13 創喜