モデルHのカップル
★命式表
女性)
日 月 年 司禄星 天蔵星
庚 丙 乙 司禄星 石門星 調舒星
辰 戌 丑 天印星 車キ星 天堂星
乙 辛 癸
癸 丁 辛
戊 戊 己
17 23 2
男性)
日 月 年 龍高星 天印星
庚 丙 戊 鳳閣星 貫索星 車キ星
戌 辰 辰 天堂星 車キ星 天印星
戊 戊 戊
辛 乙 乙
丁 癸 癸
47 53 5
●命式表の読み取り
女性の日干は『庚』ですから、干合(夫のエネルギー)は『乙』です。
この干は女性の命式の年柱の天干と日柱の28元にあります。
陰陽の違いの『甲』は命式表の中にありませんので、正夫の星(エネルギー)が2つあるとみます。
生涯2人の配偶者に恵まれるということは、2度結婚する可能性があるということになります。
そして、日支のすぐ下にある干合の星『乙』は、腐れ縁的な配偶者になる可能性を示しています。
腐れ縁的な夫婦とは、別れたくても別れられず、ずるずると夫婦関係を続けるような配偶者を持つということです。
一方、男性の命式を見てみますと、同じく日干が『庚』ですから干合は『乙』です。
『乙』は月柱と年柱の28元に合計2つあります。
そして、月支のすぐ下にある干合は、何かと行動に口を挟む口うるさい配偶者を意味します。
女性は今年準干合、来年干合が回ってきます。
大運は、今年まで壬午、来年は癸未で本干合はありませんが、未の28元に乙があります。
男性の大運は今己未ですから、干合のエネルギーが回る時期は女性と同じです。
2人が出会ったのは、恐らく昨年か一昨年、辰か卯の年だったのでは、と推察されます。
出会い指数は、女性6点、男性8点で、男性が積極的に女性との交際を望み、すんなりと交際が始まったと考えられますが、恋愛関係に入ってしまうと女性10点、男性5点で、女性主導のお付き合いとなります。
このお付き合いの過程で、2人の間には問題が起こります。
お互いの日干が『庚』のため、お互いが相手に合わせることが苦手なので、つまらない意地の張り合いからの喧嘩がしばしば起こります。
結婚指数は、10点と10点ですから、意外とすんなり結婚出来てしまいます。
ただしこの2人が、初めての結婚だとすると、別れる可能性が大きく(干合が2つ)なるでしょう。
また、この結婚生活が難しい原因がもう一つあります。
男性の天干が全柱陽干支で、地支に対冲があることです。
この意味は、ブログで説明済みですからこまごま書きませんが、結婚相手として最適の人かどうかの判断材料になります。
また、龍高星が4つもあることにも注目すべきでしょう。
私が判断するとすれば、この男性はなかなか魅力があります。
しかし、それは不安定な故の魅力ですから、日々をコツコツと積み重ねる結婚生活には?マークを付けざるを得ません。
また、子宝も女性は女の子2人、男性は男の子1人、女の子1人と微妙に違います。
ただし、男性には天印星が2つありますので、子育ての負担は男性にかかりますが。
それが良いという女性もいますが、モデルの女性には司禄星が2つありますので、長い結婚生活の間に不満が出てくるのは必然です。
再来年に出会う人との縁を待ったらいかがでしょうか。
今の彼は、あなたから積極的に動かなければ、自然に終わってしまう可能性がありますので、
この恋愛にこだわらないように気持ちの整理をしておきましょう。
一度結婚して別れるのも人生の経験ですから、もし別れることになっても、どろどろした関係にならないように準備することも大切なことです。
あなたの意のままになる人よりも、あなたの主張(時としてわがまま)をしっかり受け止めてくれる人が、あなたにとって最良な人なのです。
今の恋愛にとって厳しい結果になりましたが、あなたの長い人生に不幸を招かないために、しっかり受け止めてください。
これで恋愛占科を一応終わります。
次回は、月・木曜日に数理法(教本を基にした解説)。
火・水曜日には、後天運の見方をアップします。
尚、金・土・日の週末は仕事で忙しいため、ブログはお休みさせていただきます。
2014-08-14 創喜