算命学10分レッスン(431日目)数理法その1
数値の算出
数理法
1、数理の算出
数理法は、自分が持っている五行のエネルギーを数値化したものです。
<教本7-1>の1ページの図表は、私が算命学を鑑定する時に使用する命式表です。
教本をお求めの皆さんには、一部コピー用の原始を同封いたしましたので、これからの鑑定にはその用紙をコピーしてお使いください。
また、命式表の右端に、『W=』と『S=』と手書きで書いたローマ字がありますが、Wは車幅Sはスピードを表します。
数理法を使うと、人の人生は自動車で長い道のりを旅しているように、一生をドライブに置き換えられます。
あなたを自動車に例えた時のその自動車の大きさがW、つまり車幅、スピードS、として算出できます。
詳しくは22ページで学習しますが、この占技は、寿命も知ることが出来る大切な占技です。ただし、一般的には教えてもらえないかもしれません。
数理法の深いところは徐々に学習するとして、何はともあれ、まず基となる数理の算出方法をマスターしましょう。
1、数値の算出
数値は十二大従星の点数から算出します。
十二大従星の点数換算表は、<7-2>の最終32ページに掲載しています。
また、教本をお持ちでなく、すてきな人生のためにVOL1をお持ちの方は、31ページをご覧下さい。
教本には算出のための表組みが載っていますが、もう少し詳しく説明してみます。
教本例題の陰占を使用します。
日 月 年
柱 柱 柱
癸 壬 癸
巳 戌 亥
丙 戊 壬
庚 丁 甲
戊 辛
十二大従星は、干ち支の組み合わせから生まれますので、命式表から3つの支を抜き出します。
日支:巳 月支:戌 年支:亥
次に支と組み合わせる全ての干を抜き出します。
この場合、甲から順番に抜き出すと間違いが少ないと思います。
甲は1つ。乙は0.丙は1つ。丁は1つ。戊は2つ。 己は0.庚は1つ。辛は1つ。壬は2つ。癸は2つ。
干の合計は11個ですから、命式の干の合計と比べてください。
数が合っていればオーケーです。
私もそうですが、良く見落としをしますので、ここは面倒でも念を入れてください。
これを算出表に書き込むのですが、実は、初心者にとっては分かりやすいのですが、慣れてくると少し面倒くさくなります。
そこで、私が計算している方法をお教えしましょう。
横に支を書き、縦に干を書きます。
巳 壬 亥
甲×1
丙×1
丁×1
戊×2
庚×1
辛×1
壬×2
癸×2
この簡易なメモ書きに十二大従星の点数を入れて行きます。
巳 戌 亥 小計
甲×1 4 6 9 19
丙×1 11 5 11 17
丁×1 12 6 3 21
戊×2 22 10 2 34
庚×1 9 8 4 21
辛×1 2 10 7 19
壬×2 2 20 22 44
癸×2 6 16 24 46
×2は、出た点数を2倍した数を書きます。
これを各質ごとに小計します。
甲=木質:19 丙と丁=火質:38
戊=土質:34 庚と辛=金質:40
壬と癸=水質:90
これを十字架状に配置します。
北方(上)は水質:90
南方(下)は火質:38
中央(真ん中)は土質:34
東方(右)は木質:19
西方(左)は金質:40
7ページのように十字架状の点数配置図が出来上がれば、気図法の表は完成です。
次回の木曜日は、気図法から八門法の作り方を解説します。
気図法と八門表は、数理法の基本中の基本ですから、間違いなく算出出来るようにしてください。
2014-08-18 創喜