算命学10分レッスン(433日目)流動占技その1
流動占技
流動占技とは、陽占人体星図に算出された5つの十大主星のうち、東西南北に配置される4つの星それぞれが、中央の星とどのような関係にあるかにより、現実世界での行動の傾向を考察するものです。
人体星図の十大主星は、自然の形での中央星との相生相剋は、下記のようになっています。
中央星ー×→北の星(土剋水)
中央星←×ー東の星(木剋土)
中央星ーー→西の星(土生金)
中央星←ーー南の星(火生土)
ここで、相剋関係は、有意識。相生関係は、無意識と覚えておいてください。
<注意>
同じ質の場合は、分離条件(相剋関係)とみなします。
例えば、貫索星と貫索星は、同じ木質ですから、比和の関係で相剋関係です。
貫索星と石門星も同様に相剋関係とみなします。
〇結婚占技の補足
★結婚の相性判断
結婚についての詳しい占技は、このブログで解説しましたが、『すてきな人生のためにVOL2』にも同じ内容が書いてありますので、お持ちの方はそちらをご覧下さい。
しかし、算命学的に大きな見地から結婚を占う場合、恋愛占技では足りない技術的な要素がありますので、それをここで整理しておきます。
算命学で結婚を占う場合、対象となる異性を自分の配偶者の座(定位置)に座らせます。
配偶者の座は、日支のすぐ下の28元ですから、本来は自分の内側の存在と言えます。
自分の内側ですから、内側の人、すなわち自分の身内や親などから判断してもらえば、間違いが少ない結婚ができるはずです。
しかし、人の運命はそれほど単純に行かないのが常で、親がどんなに良い結婚だと思っても、次に挙げる14種類の占いの結果、相性が合わない部分が多ければ多いほど、当事者夫婦や周りがどんなに努力しても、最後が美にならないのです。
◎結婚の相性判断のための占い
①、干支による判断
②、宇宙盤の領域による判断
③、日干干合の有無による判断
④、パートナーに守護神、忌み神があるかどうかの判断
⑤、大運時期による判断
⑥、干支によって、お互いの違いを読み取る判断
⑦、パートナーとの力量の強弱を比較する判断
⑧、パートナーと自分の家系を比較する判断
⑨、家系の繋がりをみての判断
⑩、結婚時期の良否の判断
⑪、天中殺の回光条件の状態による判断
⑫、陰占による総合判断
⑬、人体星図の共通星による判断
⑭、陽占の総合的な判断
④と⑪はまだ習っていませんので、今のところは、習った範囲での判断をしておいてください。
次回は、数理法その2です。
2014-08-20 創喜