算命学10分レッスン(438日目)数理法その4

算命学10分レッスン(438日目)数理法その4

 

気図法の読み取り

 

五行の点数配置が決まりましたら、いろいろなことが読み取れます。

まず健康に関することをみていきましょう。

 

★健康に関する気図法の活用

 

気図法で一番点数の高いところにまず注目します。

特段に体調の不良が無い場合、五行の数字の大きいところの治療法で、体調の管理を計ります。

北方の数字が大きい人は水行ですが、現代においては滝に打たれる、禊をするなどということは一般的ではありませんので、お風呂や温泉に頻繁に入るとか、プールで泳ぐとかをすると体調が維持されます。

 

・五行の治療法(13P)

1、北方の治療法・・・水行(滝行・禊・水に親しむ)

2、南方の治療法・・・灸

3、中央の治療法・・・指圧・マッサージ

4、東方の治療法・・・薬草(漢方)

5、西方の治療法・・・鍼

 

体調を崩した場合、上記五行の治療法を12Pに分類した疾患は、その疾患の方向を剋す位置の治療法を用います。

例えば、冷え性という疾患がある場合、冷え性は北方に分類される疾患ですから、これを剋すのは土剋水で中央の土質です。

中央に属する治療法は『指圧・マッサージ』ですから、冷え性の治療は指圧かマッサージということになります。

この分類が、東洋医学の基本です。

つまり、何でもかんでも漢方が良いとか針灸が良いとかいうことではありません。

人それぞれに合った治療を選択することが重要です。

 

<注意>

気図法に『0』になる場合は、ゼロか無限大と解釈しますが、多くの場合ゼロはゼロ(足りない)の場合が多いようです。

 

この他、14Pには食物と食味の五行分類、15Pには果物と野菜の五行分類、16Pには魚介と肉類の五行分類が記してあります。

 

基本的に数字の大きな位置の食べ物が好きで摂取量が多く、数字の小さな位置の食べ物の摂取量が少ないという傾向があります。

 

例えば、中央の数字が大きな人は、根菜類(土の中で育つ野菜、例えばフライドポテトなど)の摂取量が多かったりします。

また、数字の小さな位置の五行は、摂取量が少なめですから、バランスを取るためには数字の小さな位置の食べ物を意識して摂取するようにしてください。

 

次回は、収入に関する五行です。

2014-08-28 創喜