算命学10分レッスン(442日目)数理法その6
八門法の読み取り
八門法は、数理法により陰占命式から算出された数値を、自分だけの五行に置き換えたものです。
数値の大きな位置が、命式所有者の特徴ということになります。
(同点の場合は、生じられる方か、剋す方が優先です。)
それぞれに名前があります。
命式所有者が何型かがわかれば、職業選択の参考になります。
・北方の数値が高い人・・・玄武(げんぶ)型(色は黒)
意味
学問の裏付けがあり、理論や技術がしっかりした芸術家タイプの学者。
成功の道は、人間関係を大切にすることです。
スポンサーを得たり、世間から甘やかされたりしても、自分を失うことなく目的に向かって行ける人です。
・西方の数値が高い人・・・白虎(びゃっこ)型(色は白)
意味
一匹狼タイプで、会社などの組織に入っても、技術者や特殊な才能で個人的な仕事を任せられ、伸びて行きます。
常に周りから厳しい批判を受けると、それをエネルギーにして伸びますが、褒められたりすると成長しなくなってしまいます。
やる気の原動力は、換言すれば攻撃されることなのです。
・中央の数値が高い人・・・謄蛇(とうだ)型(色は黄色)
意志の力が強く、いつも自分が中心でないと気が収まりません。
そのため、孤立無援になりやすく、助けられてもいじめられても動じません。
政治家や事業家などの職業に向いています。
・東方の数値が高い人・・・青龍(せいりゅう)型(色は青)
常に損得勘定をする人なので、商人に向いています。
反面、チャレンジ精神もあり、腕白坊主のような要素が強い人です。
・南方の数値が高い人・・・朱雀(すざく)型(色は赤)
大衆的な芸術、例えば芝居の役者、インテリアデザイナー、建築家などが合っています。
教育者、医者、宗教家なども合っていますが、この型の人の運勢は、環境によって激しく上下してしまいます。
色については、その人が無意識的に好きな色です。
次回は、気数法です。
2014-09-04 創喜