算命学10分レッスン(446日目)数理法その9
前回までに、数理法による車幅とスピード、それに道路幅の算出方法を学びました。
それは、今年(占い当年)の状態ですから、今はこんな状態でドライブしているということです。
しかし、重要なのは、これから自分という自動車の行き先(ドライブ)がどうなるかということですから、多年に渡って道路の状況を算出する必要があります。
道路の状況で大切なのは、その道がどの位の広さなのか、曲がり具合はどうなのかということです。
狭くて急カーブの道ならば、それなりの対応をしなければなりません。
今日は、道路のカーブの状況を計算する方法を学んで行きます。
教本では、今年を占うために、昨年の道路状況のデータと比較していますので、それに沿って解説してゆきます。(教本22ページ)
前回で算出したのは、平成19年の基本データですから、今年(19年)の状況を見るためには、平成18年の基本データを算出する必要があります。
その算出方法はもう学んでいますから、数値データだけを上げて説明します。
昨年(平成18年)の基本データ
・日柱 癸 巳 丙 庚 戊
・月柱 壬 戌 戊 丁 辛
・年柱 癸 亥 壬 甲
・大運 乙 丑 癸 辛 己
・年運 丙 戌 辛 丁 戊
上記を計算しますと、
・木質 62点
・火質 120点
・土質 104点
・金質 139点
・水質 203点
総エネルギー量 628点です。
昨年の道路幅は、203点(最高値)-62点(最低値)=141点
指数は、141点÷71点(車幅)=1・99(標準値2.5)
昨年は、少し狭い道路を走っていたようです。
道路の曲がり具合の計算
今年(19年)の五行の点数を数値の大きい順で並べますと、
1、水質 2、木質 3、金質 4、火質 5、土質 となります。
昨年の五行の数値の順は、
1、水質 2、金質 3、火質 4、土質 5、木質 です。
この2つの順位を見比べ、順位が一致しない数を探します。
すると、1位の水質以外の質は、順位が入れ替わっていることが分かります。
今年のカーブ度の判定は、変位4 ということになります。
ここで、いろいろな数字が出ましたので、その標準値を確認しておきます。
★車幅・・・・・50
★スピード・・0.23
★道路幅・・・2.5
★変位
・0~2・・・・・平坦な直線道路
・3・・・・・・・・カーブのある道路
・4~5・・・・・急カーブのある道路
これらを踏まえて、今年のドライブ状況を把握します。
昨年は少し狭い道路を何とか無事に通り抜けてきました。
今年の道路幅は、丁度走りやすい幅があり、一見快適なドライブ環境のように見えますが、急カーブになっていますので、注意深く進むことが必要です。
油断すると急カーブを曲がりきれず、道路わきの壁をこすったりもします。
この場合、身強の人は、周りの人や物(壁)を傷つけ、身中の人は、お互いに傷付き、身弱の人は自分だけが傷つくということになりやすいのです。
つまり、一見順調に見えても、何らかの疎外要因がある年なので、注意深く進むことが望ましい年ということです。
これは、命式表にも反映されています。
大運と日柱が、巳丑の半会。 年柱と年運が亥亥の自刑。
また、月柱と大運も丑戌の庫気刑。となっています。
順調に行く(半会)ように見える今年は、小さなトラブル(自刑)が多発する可能性があるので、少し気を付けて運転をお願いします、ということですね。
お分かりになりましたか?
次回は、寿命の計算方法をと思っていますが、こころの準備の無い読者を混乱させるかもしれませんので、逡巡しています。
載せろ、載せるなというご意見をお寄せいただければ、と思います。
私としては、寿命を知ることは、それに対処できる(算命学は改善策がある=寿命を長くできる)ので、知ってもらいたいという思いがある反面、改善策を実行するのは大変なことなので、公に公表するべきでないという周りからの助言もあります。
また、寿命の計算は、数理法の臍だとも思っています。
木曜日までによく考えてみたいと思います。
2014-09-15 創喜