算命学10分レッスン(447日目)十大主星の表出場所による変化

算命学10分レッスン(447日目)十大主星の表出場所による変化

 

陽占での場所と人物の関係の判定

 

陽占十大主星の位置的な意味は、このブログですでにアップ(教本2-2)いたしましたが、ここでは五方向の場所と、それによって表される人物との関係を見て行きます。

人間関係でお困りの方の参考になります。

 

★人体星図の位置により表される人物像の基本は、下記のようになります。

 

●社会的な人間関係の基本

 

・北方・・・目上(上司・教師など)

・南方・・・目下(部下・子分など)

・中央・・・自分

・東方・・・友人(横の関係)

・西方・・・補佐役(社長なら副社長、課長なら係長など)

配偶者は家族ではなく、社会的な人間関係です。

 

●家族の人間関係の基本

 

・北方・・・両親

・南方・・・子供

・中央・・・自分

・東方・・・兄・姉

・西方・・・弟・妹

 

社会的な人間関係で、西方は補佐役ですが、一般的に『配偶者』も補佐役と見ます。

 

場所による人物像が把握できましたら、その場所に算出される十大主星の意味を加味し、この人がどのような人物に囲まれ、どのような人に縁があるかを考えて行きます。

 

ここで、算命学を学ぶ人が肝に命じておかなければならない、大切な心得を再確認しておいてください。

それは、幸せや不幸というものは、向こうからあなたのところへ勝手にやって来るのではないということです。

あなたの周りで起こる全てのことは、必ずあなた自身が呼び寄せているのです。

例えば、配偶者の位置に禄存星があれば、禄存星的な人を配偶者として呼び寄せ、そこに禄存星の所有する喜び、悲しみが生まれるということなのです。

このような考え方からぶれることなく、情に囚われることなく算命学による運命鑑定を進めて行ってください。

次回(水曜日)から、十大主星の場所とその意味合いを説明します。

ただし、西方の星(配偶者)につきましては、恋愛占科で解説しましたので、今回は、北方・南方・東方の3つの星についての説明です。

中央は、自分自身なので、すでに充分な知識がお有りかと思います。

2014-09-16 創喜