算命学10分レッスン(448日目)十大主星の表出場所

算命学10分レッスン(448日目)十大主星の表出場所

 

★人体星図の北方に表出した星の意味

 

1、貫索星

一般論としては、目上運があまり良くありません。

世の中に迎合せず、自分は自分といった生き方の親や上司に縁があったり、そんな人に引き立てられたりと、社会的に孤立している目上(親)と縁があります。

そのため、目上に引き立てられたり、助けられることが少ない人です。

例えば、親を早く亡くしてしまったり、親が健在であっても経済的にも精神的にも頼ることが出来ないとか、あるいは、会うたびに喧嘩になってしまうような親子関係になりやすいようです。

親の職業は様々ですが、自由業など一人でする仕事を持っていることが多いようです。

 

2、石門星

職業が商売人・自営業・事業家など、現実的な強い力量を持ち、思考も現実的な親を持つことが多いようです。

 

3、鳳閣星

お茶、お花等、趣味の世界に生きる人。

日常の雑務に関わることなく、優雅に風流に生きている人から好かれたり、引き立てられたりします。

親が自然と歩調を合わせて暮らしているような、風流人であることが多いようです。

 

4、調舒星

ある分野では、天才的で特殊な才能を持っている目上から引き立てられます。

自分が目上、あるいは師と仰ぐ人に何か特殊な才能がないと、魅力を感じない人なのです。

 

5、禄存星

人間のスケールが大きな上司、目上に恵まれます。

特別な才能、能力があるわけでもないのに、多くの人に人情家と慕われるような人が好きになったり、縁が深くなったりします。

 

6、司禄星

庶民的な目上に魅かれ、庶民的な性格の人に引き立てられたりします。

家庭思いの人で、常に家庭生活を意識する目上、上司に縁があります。

 

7、車キ星

たくましい行動力や、野性味のある人物を目上に持ちます。

常識に逆らい、孤立してまで目的を完遂しようとする気概のある人物に縁があったり、引き立てられるようになります。

もし、この命式を持つ人が組織人ならば、優しくて常識的な人物が上司でも、優柔不断なところがあれば、その上司を嫌いになります。

また、そのような人物を上司に持ったときには、上司があなたを少しも引き立ててくれないでしょう。

 

8、牽牛星

物事を用心深く、慎重に手堅く確実に推し進めていく上司が好きです。

行動力が欠けているように映りますが、そうではなく、慎重さのあまり優柔不断とも言える部分を持っているのです。

そういう目上との縁が深くなります。

自分より目上の人は、社会的名誉名声が高いので、保身のためにそのような行動をすると言えるかもしれません。

自分も社会的に地位の高い人に引き立てられるようになります。

 

9、龍高星

常識的ではない不可解な行動をする上司、目上に縁があります。

ある面では世渡り術を駆使する人に縁があったり、時代の流れより遥か先を行く思想の持ち主に引き立てられたりします。

外国人やあちこち飛び回り、安住の地を持たないような目上や上司に縁があることもあります。

 

10、玉堂星

知性が豊かで奥ゆかしい人物を好みます。

師として、真に尊敬できる人物を目上に持つようです。

また、その人物は、いろいろなことをあなたに教えてくれます。

そして、あなたを引き立ててくれるでしょう。

 

上司との関係でお悩みの方、参考にしてください。

 

次回は、来週の火曜日、南方に現れる星の意味です。

2014-09-17 創喜