算命学10分レッスン(450日目)数理法その11

算命学10分レッスン(450日目)数理法その11

 

気図法の応用

子供の教育には、どこの親も頭が痛いものです。

とりわけ、進学の時期には、どんな学校を選ぶか悩ましいと思います。

そこで今日は、数理法による進路の選択法を学びます。

もちろん、進路は将来の進むべき道を見据えて決めることになりますから、子供の特徴を良く見定めての決定となりますが、この占技は結構参考になります。

(教本7-2・4ページ)

 

★まず数理法の基本図を算出します。

 

例題の命式表は、2ページです。

(教本の無い方は、前回の数理法10をご覧下さい)

 

67

|

西23―中央―東53

13

|

南20

 

上記配点図の縦線は精神世界、横線は現時世界を表します。

 

北+南=67+20=87点。

ですから、無形世界(精神世界)への配点は87点です。

西+東=23+53=76点。

ですから、有形世界(精神世界)への配点は76点です。

 

例題の人は、精神世界>現実世界ですから、精神世界により強いパワーを所有していることがわかります。

 

★公立学校が良か、私立学校か。

命式表の人の学校を決める場合、公立学校が良いか、私立学校が良いかを選択する占いがあります。

しかし、公立学校や私立学校の概念が時代によって、あるいは学校の個性や伝統によって一概にどちらが適しているかは判断できません。

それだけ現代は価値観が多様化しているのです。

しかし、算命学は、古代中国の概念を反映しているとすると、公立は官(官僚を養成する東大や京大のイメージ)、私立は民間(早稲田や慶応のように民間の事業家や企業経営者を養成)というイメージであったと思われます。

この占術は、そこのところを斟酌してご理解ください。

 

公立学校

西方+北方=23+67=90

私立学校

東方+南方=53+20=73

 

90>73ですから、この人は公立学校への進学が適しています。

 

次回は、適正な進路を判断する占術です。

2014-09-22 創喜