算命学10分レッスン(456日目)天地法その2
十干十二支による天地法の把握
★気と器の関係
立体配置された五行の平面配置部分は、自分に対する受け皿(器)になり、その器と自然の気との相生相剋関係の関係で、自分の運命への影響力を判断します。
●北方(父親の座)
◎気(水質)と器(年干)が相生関係の場合
人体星図の北方(図表の上)は、水質の定位置です。
しかし、個人の人体星図は必ずしも定位置に一致するとは限りません。
また、人体星図の北方は、陰占命式表の日干と年干から算出されるので、水質に納まる年干がその水質とどのような関係性があるかをみて、判断するのです。
<水質と相生関係の干は、甲・乙・庚・辛です>
・自分を育てる時の父親の負担(エネルギーの消耗)が少ない。
・活動力(エネルギー)の弱い父親を持てば、順当に力量が発揮できる。
・父親が活発な人で、現実に活発に活動すれば、その父親は短命。
・エネルギーの強い父親では、自分の力量が発揮しにくい。
・身強の父親は長命だが、不満足な人生を送った人。
◎気(水質)と器(年干)が相剋関係の場合。
<水質と相剋関係の干は、丙・丁・戊・己です>
・自分を育てる時の父親の負担(エネルギーの消耗)が大きい。
・エネルギーの強い父親でないと持ちこたえられない。
・エネルギーの弱い父親は、短命傾向。
・身強の父親は、自己の力量を発揮した人生を送ってきた人。
◎気(水質)と器(年干)が比和の場合。
<水質と比和の関係の干は、壬・癸>
・準相剋関係として扱う。
次回は、東方、母親との関係です。
2014-10-01 創喜